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story4 ページ4
貴｢わたし、ね、風磨以外の人に体、渡しちゃった｣
そう俯きながら言うA。
風｢寝たって、こと？｣
頭が回らない
考えたくもない
貴｢違う。空き教室に入れられていっぱい触られちゃった…抵抗、した、けどダメだった(ｸﾞｽﾞｯ)｣
.
ギュッ
そして俺は抱きしめた
風｢ごめん。俺、気づいてやれなかった｣
貴｢わたし、もう隣にいる資格ないよ｣
眉を下げながら言うAの目はパンパンに腫れていた
風｢何言ってんだよ。俺はお前のこと汚れてるとか汚いとか思わねえよ？Aは、綺麗だよ｣
貴｢ふ、まぁ｣
その途端、ボロボロと涙を流し始めた
風｢誰にされたか、教えて？｣
俺はAに無理やりした男に殺意が芽生えた
絶対話し、つけてやる
貴｢同じクラスのひろ、と｣
チャラいで有名な男の名前が上がった
許さねぇ
風｢ん、分かった。怖かったな｣
貴｢だい、すきだよ｣
風｢俺も。｣
そう言ってAの口に短くキスをした
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作者名：Cocoa | 作成日時：2019年11月12日 17時
