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story15 ページ15
夏帆｢お！風磨！おはよ！｣
そう言いながら肩を叩く夏帆
風｢あ、おはよ｣
夏帆｢どうしたの？なんか元気ないねー｣
そう。夏帆の言う通りだ
昨日Aに別れを告げてからずっと、何か引っかかってるんだ
風｢なんもねぇよ笑｣
でも夏帆を見ると元気が出たような…そんな気がした
夏帆｢ほんとにー？じゃあさ今日の放課後クレープ食べに行こうよ！｣
クレープか。Aも好きだったな…なんて何考えてんだ俺
風｢しゃーなしな笑｣
そう言って夏帆の頭をポンっと触る
.
風｢あっ｣
不意に目をやった先にはAの姿
そして、Aも俺に気づいて視線がぶつかる
夏帆｢ん？｣
風｢あ、いや、なんでもねえよ｣
そう言って目を逸らし、夏帆の腕を引っ張りながら学校に向かった
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作者名：Cocoa | 作成日時：2019年11月12日 17時
