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距離感【青の時代、太宰 中也】続き ページ2
突然太宰がそっぽを向いた。横髪からチラつく耳は心做しか赤くなっていた気がし、不思議に思った中也はAの顔を見た瞬間固まった。
赤い顔、目尻に少し溜まった涙目、下がった眉、困惑した表情
中也の顔にも熱が帯びてゆくそして二人で一斉に拘束を解きソファーから立ち上がる
「へ、へ〜君もやればそうゆう表情出来るんだね〜」
「……まぁゴリラにしては可愛い方なんじゃね?」
『……ないもん』「「ん?」」
赤い顔を隠すようにそうヘラヘラと言う二人だが実際は内心とても荒ぶっているのである。そんな二人の前できちんと座り直したAがボソッと何か言った聞き取れなく一言漏らすとAが顔を上げ勢いよく立ち上がり叫んだ
『だから!!琥珀は耐性ついてるけど!!他の男の人は全然耐性ついてないんだよばぁーーか!!!!』
そう叫び部屋から逃げるように出ていった。
残された二人が言った言葉は……
「「絶っっ対俺(僕)のものにする!!」」
その後数時間に渡る喧嘩をし姐さんに止められたのでした
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作者名:仮眠 | 作成日時:2023年2月14日 1時