【HQ】モブイン先輩にマネ勧誘された3【青葉城西】

１０４話 ページ16

家の中に入って最初にビックリした事は付き人がいたということと、その付き人が顔面偏差値高めの人だったということだった


もう何なんだろうね、庶民の私への当て付けですか


そこはいいとして、部屋に案内されて出された紅茶を冷ましながら頭の中を整理する


まず、坂倉さんも天野先輩も、マインドコントロールされたときの条件として私が関わっている


でも高橋さんとはこの前初めて会ったと思うし、何の恨みがあってあんなことをしているのだろうか


紅茶熱い


やっぱり警察に頼るのが一番なのかな


でも自分で招いた種だったら自分で何とかしたい


紅茶熱い


そもそもどうやって操ってるんだろうか


何で坂倉さんと天野先輩は戻ったのだろう


紅茶あt「もう既に冷めてるよ」うっそだぁ



天野「正直さ、及川さん達がが高橋にメロメロ過ぎて気持ち悪い」

「国見君と高橋さん、付き合ってるらしいですよ」

天野「・・・マジで？だって国見君好きな子が・・・いや、何でもない」

「そういやそんな話ずっと前してましたね、誰だろう」

天野「少なくともあんな趣味悪女じゃないよ」

美姫「明日は部活どうするの？」

「・・・とりあえずは放置かな」

天野「何で？一発殴れば元に戻れそうだけど」

「女ほど面倒くさくて嫉妬深い生き物はいませんよ。高橋さんは放っておけばその内ｷｬｰｵｰｲｶｰﾜｻｰﾝの人達が何とかしてくれると思いますし」



私は知っている


主将さんに直々に体育館出入り禁止を強いられた女子達が怨めしそうに高橋さんを見ていることを


目が血走ってたからゾンビかと思った程だ



七瀬「・・・話についていけないけど、この前録画した催眠術の番組あるわよ？」

「見る」



この前ってことはマインドコントロールについて話してたやつだろう


女優さんが言ってた言葉が聞けるかもしれない


・・・二軍のドリンクは準備したけど、一軍はどうなったんだろう

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