【HQ】モブイン先輩にマネ勧誘された2-1【青葉城西】

４４話 ページ13

２５点マッチ、１セット先取のゲーム


負けたらペナルティ


始まる１０分間はドリンクを作った


ドライアイスの入ったクーラーボックスの中に入れて冷やしている


音駒用のマネージャーノートをどうしようか考えていると、仁花ちゃんが丁度一冊余ってたらしく、ありがたく頂いた


で、頂いたのはいいけど、名前が分からない



「芝山君芝山君」

芝山「どうしたの？」

「あの仏の化身のような方の名前を教えてください」

芝山「海信行先輩だよ。３年生」



予想以上に渋い



「じゃああの頭にエビフr・・・モヒカンの人は？」

芝山「山本猛虎先輩。２年生」

「凄くカッコいいね」



でもやっぱり渋い


何故か研くんが山本さんを殴ってた


他の人達も教えてもらったけど、全体的に渋い


鉄朗、信行、衛輔、猛虎、招平、リエーフ


リエーフは関係ないな


１回目は青城と当たった


やったね妙ちゃん、初っぱなから自分の高校とだよ


この場合はどっちを応援すればいいのだろうか


そんなことを考えていると、てっちゃんが遠くから声をかけてきた



黒尾「A！“俺達”を応援しろよ！」



さりげなく俺達を強調しやがった


でも、そうだな、今は音駒のマネージャーだ



「頑張れ」

山本「よっしゃぁぁぁ燃えてきたぁぁぁ！！」

研磨「Aが言うなら・・・」



この時、青城のコートがツンドラ気候になっていたなんて知るよしもなかった



及川「俺達って、Aちゃんに応援されたこと、あったっけ？」

国見「俺の記憶では今の今まで１回もありませんけど」

美姫「皆の応援をしてなかったなんて酷い！」

天野「いや、お前のせいだからな？練習試合のときお前が応援ばっかりで何もしなかったからAちゃんは応援の暇を惜しんで仕事をしてくれてたんだからな？」

花巻「でもまぁ、ちょっと気にくわないよな」

松川「俺はめっちゃ気にくわない」

岩泉「どっちにしろ勝たないとペナルティだ。行くぞ」

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