【ONE PIECE】世界を巡る情報屋はルフィの姉 �后撻肇薀侫．襯�ー・ロー】

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ローside
『遅い！全部先の動き読まれるよ！』

朝から一日中、Aと戦っている。
但し、能力を使わず。

覇気が使えない俺は動きを全て読まれ、
防戦一方になっている。

ト「この、野郎…！」

『右からの拳、次は斜め上から！』

全部読まれて、全部避けられる。
昔、ファミリーの中で叩き込まれた事が
ものを言わない。

それから日が暮れるまでAと
戦い続けた。

『…はぁ、疲れた』

ト「…ハァハァ」

ずっと戦闘していた分、疲労が溜まっている。

『…とにかく、身に叩き込むが1番手取り早いわ。今日は“体験”。ロー、能力に頼り過ぎたら
こうなるのよ』

ト「…」

中々厳しい事を言うA。
この1週間、キツいモノになりそうだ。

ト「…帰るぞ」

『？何言ってるの？』

ト「あ？」

船に戻ろうとしたところを止められる。

『今日からログが溜まるまで、この森で
サバイバルよ』

ト「…飯は？」

『そこらへんの化け物倒したら
手に入るわよ』

ト「…」

暑くないのに自分の頰に汗が
流れていくのが分かった。

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