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ローside
『ロー、ちょっといい？』
ト「何だ」
突然、船長室にやって来たA。
『ポートガス・D・エースの処刑が
決定したわ』
ト「ポートガスって、白ひげのとこのか？」
『ええ』
とんでもない大物が死刑になったもんだ。
これはこの先どうなるかわからなくなってきた
『…白ひげから“情報屋”として仕事が来たの。
死刑に関する情報を全て教えろって』
突然、意外なことを言ったA。
帰ってから部屋からずっと出てこなかったのは
そのせいか。
『私、この依頼受けるわ』
ト「情報屋は辞めたんじゃなかったのか？」
『これで最後にするわ。あと、白ひげのとこには1人でいくから』
1人で？
ト「何を言っている？俺達も行くぞ」
仲間のことならそれはついて行く。
『ついてこないで、これは私の話なの』
ト「そう言うことはナシだろ？」
何か言い訳しようとしたところを先に
言う。
『…違うの、ロー。聞いて。
私、“情報屋”、“ドラゴンの娘”、“神の血”
色んな名があるでしょ。
全部、今まで隠して、逃げて来たの。
もう、逃げるのやめる。
全部、きちんと向き合う。
ロー、これは本当に私のことなの。
私のことでみんなを戦争に巻き込みたくない』
…そこまで考えた上で戦争に行くのか。
自分で考えて、覚悟を決めていた。
ここまでされたら俺も止める権利は
ないだろう。
ト「…分かった。お前はお前で動け。
戦争がどうなっても、後で絶対会おう」
『…ええ』
ト「あと１つ」
『？』
ベットに座っているAをそのまま押し倒す。
『ちょっと、ロー？！』
すぐに顔が赤くなっていくA。
その顔に自分の手を当てる。
ト「…絶対死ぬな」
そのままキスを強制的にする。
いつもより長く、深く
自分のものだ、と言い聞かせるように
『…苦しいよ、ロー』
ト「…すまん」
『絶対、帰ってくるから』
ト「ああ」
そう言うとAはテラの中へ飛び込んで
行った。
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八月。(プロフ) - 麻琴さん» ありがとうございます！私もなるべく気をつけているので、これからもよろしくお願いします！ (2018年7月29日 14時) (
レス) id: b4c5a1264c (このIDを非表示/違反報告)
麻琴(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます。荒らしになんか負けないでこれからもお話楽しみにしています。 (2018年7月29日 13時) (レス) id: 3305a2e1d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八月。 | 作成日時：2018年7月14日 14時
