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〜プロローグの続き〜
澤村side
菅「で!洗いざらい話した結果がこれか!!」
次の日朝練が終わると部室で影山は正座され、
スガにあれやこれやと問い詰められていたようだ。
影「はい…………」
影山は超真っ赤になりながら震えていた。
日「影山くん!!!女の子にカッコよかったって言われて惚れちゃった訳!?」
田「確かに、女の子にカッコよかったなんて言われたらドキッとする。分かる、分かるぞ、影山!!!」
西「それも正に想い人でなるなら尚更…!
いいな、熱いぜ影山!!!」
まあ原因はスガとこの3バカだろう。
澤「おい、ほどほどにしとけよー」
影「澤村さん!?」
「「「はい、キャプテン!!!」」」
助けてもらえると思ったのか影山は少し焦った顔をしていた。
澤「こういうことに関してのスガはな、頼りになるぞー」
東「そうそう、頑張れ影山」
東峰も微笑んでその様子を見る。
なんせウチのセッターがここまで照れてるのも珍しい。なら上手くいくように見守るのが先輩というものだろう。
菅「で!!影山、どこまでいった?」
影「どこまで…とは」
菅「そりゃあ、好きな子が出来たら色々するでしょ?連絡先交換したり?電話したり?話しかけてみたり?」
あれとこれとそれととスガは上げていく。
影山はまた俯いた。
月「菅原さん、そんなの影山に出来る訳ないデショ」
日「何だと、月島!!いくらなんでも影山だって連絡先は交換出来るでしょうが!!!」
月「君みたいなコミュ力お化けと同じに思わないで。だって影山がメールで雑談出来る訳ないデショ?僕たちだって連絡先交換したのいつよ?」
全員が黙って何も言い返せない。
そうだ、影山はそこからなのだ…
影「………なんで勝手に話進んでるンスか?」
菅「…影山」
スガは優しく影山の肩に手を置いた。
菅「頑張ろうな、俺は応援するからな」
満面の笑みでそう言うスガは誰よりも楽しそうだった。
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八月。(プロフ) - 聖奈さん» コメントありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))川下君はめっちゃいい子です!! (2021年3月28日 20時) (レス) id: b4c5a1264c (このIDを非表示/違反報告)
聖奈(プロフ) - いやん川下さんいい人惚れちゃう (2021年3月28日 19時) (レス) id: 2e6938813a (このIDを非表示/違反報告)
八月。(プロフ) - あいるぅさん» コメント返信遅くなってすみません!コメントありがとうございます!私もこんな青春したかったです… (2020年11月28日 20時) (レス) id: b4c5a1264c (このIDを非表示/違反報告)
あいるぅ - 僕も青春したいなぁ。(恋) (2020年11月11日 18時) (レス) id: 94e84f4d3d (このIDを非表示/違反報告)
八月。(プロフ) - いちご大福さん» コメントありがとうございます!正にアオハル目指して書いてます!更新頑張ります!!! (2020年11月8日 9時) (レス) id: b4c5a1264c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:八月。 | 作成日時:2020年11月1日 23時