＊13話＊ ページ15
赤井side
「早く決めろ」
『だ、だって…』
大人しく車に乗ってくれたかと思えば、三町目のコンビニまでと適当な所を指示するA。
「家か仕事場。その二択以外はどこも却下だ」
『うぅ……』
そしてAが頭を抱えて約30分が経とうとしていた。
「………どちらも教えられない程、俺は信用がないか？」
『いえっ、決してそういう訳では…ただ仕事柄バレる訳にはいかないんです…』
しゅん、と効果音が付きそうなほど申し訳なさそうに言う。
「大体お前の仕事内容は目処がついている。降谷零とかいう上司には黙っておけばわからない」
『なっ何でっ！！どこまで知ってっ…』
焦るAの目の前でヒラヒラとAの警察手帳をチラつかせる。
「それでも公安か？�犁� A�瓠�」
『っ！』
「まぁこれがなくても気づいていたさ」
あの身のこなしに銃の扱い、気配の消し方やふとした瞬間のプレッシャー。
どれも一般人には無理だな。
「……と、言うわけだ。家か仕事場、どちらがいい」
手帳をそっとAに握らせて、再度問う。
『…………あの、一応お尋ねしますが…』
「ん？」
『これ、見なかった事には…』
そろりと言いながら、手元に戻ったばかりの警察手帳を掲げる。
「出来ないな」
『デスヨネー』
あはは、と引きつった笑い方をしても、やはり可愛……ん？デジャブか？(2話参照)←
『………はぁ』
そして何度目かわからないため息を吐いて、やっと俺の目を真っ直ぐ見つめた。
『……警視庁公安部までお願いできますか？』
「……任せておけ」
やっと聞きたかった返答を得て、俺はアクセルを踏み込んだ。
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ルキ - 面白いねー!わかるよー! (2018年7月27日 20時) (
レス) id: 916e6df062 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - めんどく星人さん» ありがとございます(´；ω；｀)お待たせしました(´；ω；｀) (2018年7月26日 2時) (レス) id: 038c3a9f4d (このIDを非表示/違反報告)
めんどく星人(プロフ) - ほんとにおもしろいです。いやほんとに (2018年7月8日 12時) (レス) id: b0ad6e7f2c (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 皆さんありがとうございます*お待たせしました！やっと更新できましたので、楽しんで頂けるとさいわいです(*´ `) (2018年6月23日 17時) (レス) id: 038c3a9f4d (このIDを非表示/違反報告)
結野(プロフ) - 入院、ですか、お大事になさってください (2018年6月21日 0時) (レス) id: f792b77764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2018年6月12日 9時
