ロックスター ページ7
見た目とは裏腹に案外美味しかった料理をお腹いっぱい食べ、橙色の陽射しが差し掛かったころ、頃合を伺った神童先輩が話を始めた
｢トーブ、君はどうしてここにいるんだ｣
｢どうして？どうしてって、どうしてだ？｣
｢君は人間だろ？本来ならこの時代にいるべき存在じゃない｣
｢おめーの言ってることよく分かんねえぞ。オラはずっとここで育ってきたぞ。オラは父ちゃんの子だ。父ちゃんの卵から生まれたんだ。｣
何か気に触ることでも言ったのか、トーブは数秒頭を抱えたあと、一息で私たちを捲し立てた。
｢で、おめーらはどこから来たんだ？向こうの山か？｣
｢俺たちは恐竜を探しに来たんだ｣
｢そう、ティラノサウルスより強い恐竜。トーブは知らない？｣
天馬がそう言うと、トーブはティラノサウルスが分からないというように首を捻った。信助が言うには、ティラノサウルスなどの名前は遠い未来私たちが勝手に付けたためトーブは知らなくて当然らしい。
｢知ってっぞティラノサウルス｣
信助が言った言葉とは真逆で、トーブはティラノサウルスを知っているようだった。さらに彼の謎が増した。
｢でも、ティラノサウルスってそんなに強くねえけどな…｣
｢強いやつなら知ってるぞ！｣
｢ほんと！？｣
｢あぁ、ロックスターって言うんだ！｣
トーブが言った｢ロックスター｣とは、獣の谷の洞窟に辺に住んでるここら辺の恐竜達のボスらしい。
｢それだ！｣
｢うわー！喋る石か〜！｣
トーブは突然出てきた大介さんにもさほど驚かなかった。結局大介さんはそのロックスターのオーラを頂くことを決めた。
｢トーブ、案内してくれる？｣
｢いいぞ、でも腹いっぱいで眠くなっ.....｣
トーブは大きな欠伸をして、寝転びながらそう話した。彼は話終わる前に眠りこけてしまい、流石のワンダバも突っ込んでいた。
『茜先輩、大丈夫ですか？』
｢うん...｣
どうやら隣に座っていた茜先輩も眠たいようだった。私が声をかけても半分寝ながら答えていた。
｢仕方ない、ロックスターに会いに行くのは明日にしようか｣
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月香(プロフ) - 続き楽しみに待ってます...！ (2023年1月18日 23時) (
レス) id: 1d05848943 (このIDを非表示/違反報告)
さよ - 了解です！今マロに送りますね！ (2022年9月7日 10時) (レス) id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
まっかちゃん(プロフ) - さよさん» 報告ありがとうございます！その上私の執筆活動の方まで心配していただき本当にありがたいです🙇♀️差し支えなければ自分の目で確認したいので、TwitterのDMかマシュマロで教えていただけないでしょうか？ (2022年9月7日 9時) (レス) id: e295b71984 (このIDを非表示/違反報告)
さよ - 私情で報告致しました。大変申し訳ないです。作者さんに負担がかかってしまったら本当にごめんなさい。こんな事を言っておいてなんですがこれからも無理のない程度で執筆活動を頑張ってください！(ちなみにその酷似した作品ですが題名は言わない方がいいですか？) (2022年9月7日 9時) (レス) id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
さよ - この作品の1を読んでるのかな？と思うくらいそのまんまセリフが使われてるところもありました。流石にどうかなと思い、でも作者さんの執筆活動に不安要素を与えるのもなぁ…と迷ったのですが大好きな作品を真似してランキングに入っていくと思うとやるせなくって (2022年9月7日 8時) (レス) id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっかちゃん | 作成日時：2022年7月14日 21時
