過保護独占型ヤンデレ彼氏【鬼滅の刃】

離れたくない ページ25

貴「…」


何に対しての感情かわからないけど目から涙が
溢れ零れた


そういえば、最近炭治郎のことばかり思い浮か
んでる。認めたくないけど…私は自分が思って
るよりもずっと炭治郎に惚れていたんだ


炭「大丈夫かって言いたいとこだけど…もう
終わってるみたいだな」


貴「たん、じろ…っ」


炭「…任務も終えたし俺は帰るよ」


何で何も言わないの。私泣いてるんだけど…
普通「大丈夫？」ぐらいは聞くでしょ？


そう思ってると炭治郎は私に背を向けて
歩き出した


行かないで、離れないでよ…触れてよ炭治郎


貴「…待って、炭治郎…っ」


炭治郎を後ろから力いっぱい抱きしめる
どこにも逃げないように、逃がさないようにと


貴「行かないで、炭治郎…離れたくない…！」


こんなの自分らしくないなんてわかってるけど
今はそれどころじゃなかった


炭「…」


貴「炭治郎が私よりカナヲちゃんのことが
好きなことはわかってる！…けど今だけは…
今だけは離れないでよぉ…」


そう言うと炭治郎が私の両手を握りながら
私の方へ向いて今度は炭治郎から抱きしめて
くれた


久しぶりに炭治郎から抱きしめられた
暖かい。炭治郎の温もりだ…


涙を零しながら炭治郎をまた力いっぱい
抱き締め返した

よく出来ました→←ムカつく。

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