狂気の華をください【テニプリ】

華は濃く、深く、鮮やかな黒に ページ10

ミーハー→ミ「〜〜」


不「じゃあここで見といてね」


貴「はい！頑張ってください！」


周助先輩に連れてこられた場所はコートが
見やすく、女子達もあまりいない場所
わかりやすそーなとこにはたくさんの女子が


やっぱレギュラー目当ての人が多いな
まあレギュラーは無駄に顔面偏差値高いしなぁ


もちろん中には周助先輩を狙う人もいる


ミ「あ！手塚先輩よ！カッコイイーー！！！」


ミ「菊丸くぅーん！こっち見てぇー！！」


ミ「きゃぁぁぁぁ！！！越前くぅん！！！
カッコイイよぉ！！」


ミ「"周助"先輩ぃー！頑張ってくださぁい♡」


なんでアンタが気安く名前で先輩を呼んでるの？
名字呼びならまだしも、何で名前で？
先輩がアンタにいつ呼んでいいといったの？
ただ騒いでるだけのミーハーの分際で…


ああ、ムカつく。


と思ってると周助先輩と目が合った


不「(ﾆｺｯ」


小さく手を振って微笑んでくれた


ああ、カッコイイ。周助先輩はどうして
あんなにもカッコイイのだろう


ミ「きゃぁぁぁ！！！不二先輩が笑ったわ！
きっと私に振ったのよぉ！！」


ミ「はぁー？絶対私だもん！」


そんな中ある言葉が耳に入る


ミ「"みぃ"の周助先輩なんだからねぇ！？
あんた達みたいなんに振るわけがないでしょ！
きゃあぁぁぁ！！！周助先輩ぃー！」


貴「…は」


怒りのせいでつい声が漏れた


何なの。あのクソぶりっ子ミーハーは
周助先輩の彼女は私なのになんでお前の彼氏に
なってんだよ。おかしいでしょ


あ、思い出した。あいつ、先輩だったわ


確か……


"悪女と有名な2年の藤森美菜子(ﾌｼﾞﾓﾘﾐﾅｺ)"

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