狂気の華をください【テニプリ】

可憐な華は虫を惑わす ページ6

1時間目が終わり、自分の教室に戻った


先生には適当に
「体調が悪くて保健室にいました」といった
それで納得する先生はバカなのか
まあ、こちらとしては好都合だった


席に座ると越前くんがこちらを見ていた


貴「なんかよう？越前くん」


越「不二先輩に呼ばれたから何があったのか
気になっただけ。何してたの？」


貴「…ちょっと話し合ってただけだよ」


越「ちょっと話し合っただけで1時間目
遅れるの？」


越前くんそこ触れちゃう？
まあ別に話してもいいんだけどね


貴「いたいとこ触れちゃうの好きなの？越前くん」


越「好きだけど。で、何があったか教えてよ」


好きって言った瞬間の女子の叫びがえぐい…
赤面の子もいたり倒れてる子も…倒れてる！？
越前くん半端ないなぁ


貴「周助先輩と甘い時間過ごしただけだけど？」


越「不二先輩って案外早く手ェ出すんだ…意外」


貴「何でそんな気になるの？不二先輩のこと」


越「気になるじゃん。先輩がどーゆーことするか」


貴「…越前くんってムッツリでしょ？」


越「は、何言ってんの？んなことないし」


貴「あっはは！顔真っ赤だよ？越前くん？」


越前くんって案外可愛いな


越「っるさい。次授業当てられるけど
そんな余裕かましてていいの？」


貴「次何の授業？」


越「古典」


貴「古典か。私の得意科目だ」


越「英語は無理なくせに…(ﾎﾞｿｯ」


貴「何か言った？越前くん(黒笑」


越「別に」


相変わらず生意気な性格だなー

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