狂気の華をください【テニプリ】

隙あらば忍び寄る黄薔薇 ページ44

いつものように朝が来てご飯を食べて着替えて、迎えに来てくれる周助先輩と手を繋いで登校して


いつもの日常が戻った


貴「周助先輩、今日部活あります？
もしなければ一緒に帰りませんか？」


不「今日はオフ…なんだけどアルバムの写真を
選ばなきゃダメなんだ…だから一緒に帰れない
…ごめんね」


貴「周助先輩、卒アルの製作委員会でしたもんね」


不「先に帰っててもいいよ」


貴「いえ待ちます！私の教室で待ってますね！」


不「…ありがとうA」


そういった直後に触れるだけのキス


不「なるべく早く終わらせるようにするね
じゃあ、行ってくるね」


貴「はいっ！」


周助先輩の姿が消えるまで見届けて
姿がなくなったので教室に向かう


携帯を開こうとした瞬間


貴「っ！！？」


後ろから誰かに目と口を塞がれた


誰。誰なの。怖い。やめて。
…でも待って。この匂いに手の大きさ


？「やっと1人になったね、A」


聞き覚えのある声


貴「き…菊丸…先輩？」


そう言うと目と口が解放され後ろをむく
そこには案の定、菊丸先輩がいた


菊「だいせーかい！」


貴「こ…こんなとこで何してるんですか？」


大丈夫。菊丸先輩は何もしない。友達…だから


菊「Aを犯 しにきただけ」


貴「えっ…？やっ…！！」


菊丸先輩にお姫様抱っこをされたまま
どこかに連れてかれた

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