華の為に潰し合う二輪の薔薇 ページ33
貴「周助…先輩…」
冷や汗がおちる。全身が凍ったように動かない
菊「…なんだ。もう着替え終わったんだ」
不「そんなのどうだっていいよ…英二、
今すぐAをこっちに渡して…ああ、やっぱ
自分でした方がはやいや」
周助先輩がこっちに向かって腕を引っ張る
その拍子で周助先輩の胸に飛び込む
不「ほら、自分でやった方が早かった」
肩を掴む力が強く固い
でもそんなこと、今の私には関係なかった
不「さてと…英二。これはどういうことかな
言ったよね。Aには手を出すなって」
菊「好きな人に近づく。それの何がダメなの?
不二の彼女?だから何?俺は自分が欲しいと
思ったら誰だろうが奪う…」
片手を菊丸先輩に握りしめられる
左には周助先輩、右には菊丸先輩
こんな少女漫画なシーン。他の子なら
きっと憧れてただろう。でも私は恐怖で声も
出なかった
不「…いい加減にしてくれないかな。英二が
どうしてもあがいてもAが英二に惚れる
ことなんかない。だって僕達はタヒぬ時も一緒って
約束したんだ…ねぇ?A」
貴「あっ…うっ…は…い…」
上手く言葉が出ない。こんな恐怖初めてだった
菊「タヒぬ時も一緒…?それ不二がAに
脅してるだけじゃないの?俺なら不二みたいに
無理やりしない。俺なら大事に出来るよ
A、俺を選んで。絶対に大事にするから…」
貴「わ…私は…っ」
その言葉を言う前に目の前で菊丸先輩が倒れた
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ほしぞら(プロフ) - アルテミスさん» アルテミスさーん!!ありがとうございます!頑張ります! (2018年8月16日 18時) (レス) id: 978f564e70 (このIDを非表示/違反報告)
アルテミス(プロフ) - 不二先輩のヤンデレ感がすごい好きです!応援しています! (2018年8月16日 12時) (レス) id: 2cc54b766f (このIDを非表示/違反報告)
ほしぞら(プロフ) - うささん» うささん!コメントありがとうございます!頑張ります!! (2018年7月1日 18時) (レス) id: 978f564e70 (このIDを非表示/違反報告)
うさ - おもしろいです! これからも頑張ってください(´∀`)! (2018年6月30日 23時) (レス) id: 133d7402be (このIDを非表示/違反報告)
ほしぞら(プロフ) - みるくさん!!!読んでくれたんですか!!?嬉しいです!ありがとうございます^^ (2018年6月29日 6時) (レス) id: 978f564e70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほしぞら | 作成日時:2018年6月28日 13時