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手を振って体育館に戻ると、私とテヒョンくんを見た他のマネージャー達はつまらなさそうな顔をする。
きっとみんな私と同じように、テヒョンくんやかっこいい先輩目当てで入ったんだろうな
TH「ユナちゃん、部活終わりに時間ある?」
『うん、あるよ』
TH「じゃあ一緒に帰ろ!」
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テヒョンくんは元々声が大きいから、その会話はほかの部員達にも筒抜けで。
ヒューヒューと冷やかしが入る。
「ユナちゃんってそんなに可愛い?」
「全然体育会系じゃないしね」
あからさまに私のことを言う先輩マネージャーは先に帰っていった。
…もう慣れたと思ってたけど、こう毎日じゃやっぱりしんどいよ。
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TH「ユナちゃん帰ろ!!」
『うん』
TH「あれ、なんかテンション低くない?!」
『そう?なんでもないよ』
テヒョンくんは知らなくていいこと。
私はテヒョンくんの笑顔が好きで、ずっと明るくあって欲しいから。
その笑顔がそばで見られるならどんなに苦しくても構わない。
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とまとま(プロフ) - らいおんちゃんさん» はじめまして!そう言って頂けてとても嬉しいです;_; 期待に応えられるように頑張ります^^ありがとうございます! (2018年10月2日 16時) (レス) id: 585cb7ef71 (このIDを非表示/違反報告)
らいおんちゃん - はじめまして!!とまとまさんの作品が大好きです、ヘタレストーカーと私とかめっちゃ好きでした!!切ないけどキュンキュンするっていうその切なさが大好きで、、!すみません長々と語ってしまって、、、笑笑更新待ってます! (2018年10月2日 8時) (レス) id: a321622f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とまとま | 作成日時:2018年9月30日 13時