ヘタレストーカーと私

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『おはようジミンさん』





JM｢お、おはよう｣





『きのうはありがとうございました。元気出ましたから、気にしないでください』





JM｢…よかったです｣








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大学へ向かう道はすごくいい天気で
秋の涼しい風がまた気持ちいい。









『ジミンさんは何してる人なんですか？まだ若いでしょ？』




JM｢僕は…ただのストーカーです｣




『そうでしたね笑』









いや、自分で被害者の前で名乗るストーカーなんているか？いないわ！



まぁジミンさんがぶっ飛んでるのは既によく分かってる事なのでもう驚きもしない。






でもリアルな話、さすがに大学の中までは入ってこないから、そういう時っていつも何してるんだろう。


いつでもどこでも居るってことは働いてもなさそうだし、学生でもなさそう。…ニート？









『ジミンさんってニートですか？』




JM｢…そうなりますね｣




『家とか、ご飯とかどうしてるんです？』




JM｢お金はありますから…｣




『へぇ』









金持ちストーカー？そりゃ面白いね。

って、私は被害者なんだった。









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