天国と地獄 ページ46
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そう、さっきまで私天にも昇る幸せ気分を満喫していたはずなのに、今ドーン！と奈落に
落ちました
「江戸の仕事ってアメリカでのエージェントの
仕事？」
「そうなの、実は小栗さんの件から紹介で
日本から留学したいとか、向こうで活動したい
とか、後は嵐の海外戦略の話とかが繋がって
仕事が舞い込んできてて、江戸はその担当を
私に任せたいって言ってるの...」
「Aはどうしたいの？」
答えは出てそうで聞くのが怖いけど問いかけた
「私は翔と離れる事に不安があるの...
仕事は目標とか目指すものをアシストできるのは嬉しいし、やりたいかな...」
「ふー...」
やっぱり答えは出てそうじゃん...
「俺は離れたくない、行って欲しくないよ」
「だよね...私も離れたくはないの」
凄く切ない顔でそう呟いた...
「その話いつまでに返事しなきゃいけないの？」
「今抱えてる仕事もあるし、嵐のツアーの件が
片付くまでは放れられないから...
終わったらちょっと真面目に考えてみてって
言われてるの」
「そっか、3ヶ月以内に決めなきゃいけないのか
...
もしも、アメリカに行ったらさ、俺たちの関係はどうしたい？」
核心を聞いてみた
「生活拠点は向こうになるから、頻繁に帰国は
出来なくなると思うけど、仕事の切れ間は帰国
するって形なら取れるのかな？っとは思うんだ
けど...今の様に頻繁に会うのは難しいと思う」
「遠距離で続けたいの？」
「そんなの、私に今決められないよ...
だって離れたくないもん」
「いや、今決めてって話じゃないよ？
これからの二人の事だし、ちゃんと考えよう？」
「うん、感情的になってごめんなさい」
「謝んなくていいよ、俺の存在がAを
ちゃんと悩ますくらい大きいって分かったし、先も考える存在だって分かって安心したよ？」
「翔大好きI need hug」
って両手を広げて甘えるA
めちゃくちゃ可愛過ぎる...
しかも英語って
さっきの話はものすごく落ちるけど、今は幸せに浸りたい
Aを抱きしめたらそのまま抱き上げベッドに連れていった
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作者名：ピカンチ★
| 作成日時：2020年10月18日 20時
