今日:108 hit、昨日:298 hit、合計:187,164 hit
小｜中｜大
日暮れ ページ38
.
.
陽が傾いてきて寒さも感じ出したころ
智の行きたがってた画材屋に連れて行って…
ものすごくものすかごーく待たされたけど、
絵の具や筆や粘土細工材料など、一つ一つ
楽しそうに、手に取って何やら考えてて、
そんな姿をみてたら、早くしろなんて言えない
から黙ってみてたら、お店の店主が奥の休憩
スペースにコーヒー運んできてくれたから
おしゃべりしながら待っていた
.
彼氏はどんな作品つくるの？
知らないわ、ここに案内を頼まれただけだから
そうなの？じゃあ彼氏じゃないの？
そうよ...仕事仲間かな
へー君はロスに住んでるの？
ええ今はね、もうすぐ帰国するわ
そうなのか、じゃあ、帰国前に食事にでも
行かない？
あー、時間とれないからごめんね
そうか、残念だ
あ、選び終わったみたいだよ？
あ、コーヒーご馳走さまありがとう
どういたしまして
.
Aなにしてんの？
あら、智放置されて怒ってんの(笑)？
放置したのあなただからね？(笑)
むーと口付きだして不機嫌な顔
いや、それ私のほうだからっ
たくさんの画材を抱えた智をホテルの前まで
送って別れた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 255人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2020年10月9日 23時
