紫のきみ ars MJ 2

ひやかし ページ9

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今日はvs.収録の日しかも２本撮り
２本目の崖登りは確か俺の番···しかし
今日の俺は、すこぶる機嫌が良いのである

「おはよっすっ」

「あ〜、まちゅじゅん、おはよ〜」

「Jの機嫌が良さげだからうまくいったんじゃ
ない？(笑)」

「えー！どうだったの？大丈夫？」

「おはよ、相葉さん(笑)いきなり大丈夫って何よ」

「振られたら慰めてやろうと思って漫画持って
きたよ(笑)」

「相葉くん、慰め方独特だな(笑)」

「で？どうだったのよ、焦らさないで教えろよ」

「はい、はいお蔭様で良い返事をもらいました」

「うわぁ！良かったね松潤
お祝いで飲みに行こう、みんなで(笑)」

「相葉くん、残念だけど、今日2本撮り
そのあとアルバムのスチールと打ち合わせ」

「翔くん、朝から夜までのスケジュール言わないでよ…やる気でないやん」

「おじさんいつもやる気ねーじゃん(笑)」

「んにゃ、やる時はやるよ、ねぇ、翔くん？」

「何で私に聞くのよ、兄さん(笑)」

「ねぇ、ねぇ、Aちゃんいつこっち戻って
くんの？」

「あー···未定だわ、それ」

「「「「えっ！！！！」」」」

「何よJ、遠距離恋愛なわけ？」

「遠距離···か、そうなるわな、しばらく」

「マジで？辛いじゃん…やっぱり飲みにいく？」

「お前飲みたいだけだろ(笑)」

「Aちゃん、事務所の方まだ片付かないの？」心配そうに翔さんが聞いてきた

「や、社長も戻ったし、デビューの時に就いていたマネが戻る事になったらしいし、会社は
まぁ、ボチボチみたいだけど…」

「親御さん？」

「ん、特に祖父母が心配して昔みたいに家から
通えって反対されてるんだって」

「Aちゃん、同居だって言ってたもんな」

「そうなんだよな···それにあっちのラジオ
アシスタント決まったらしいんだよね…」

「益々ヤバいじゃん！」

「せっかく、今からあんなことやこんなこと
して盛り上がるところなのに」

「あ？相葉さん、変な想像すんなやよっ」

「こ、怖っ(笑)マジなトーンやめてよ」

「早く戻ってこれるといいねAちゃん」
翔さんがそうひと言いってくれた

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