粋な計らい ページ44
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昨晩は7人でワイワイ楽しく飲んで、遅くなる
前に解散になった
Aちゃんはりょうちゃんと実来ちゃんと
一緒に電車で帰っていった
彼女の飾らない姿をみれて、嬉しかったし
友だちといる彼女をみて好意がもっと膨らんだ
明日、ちょっと時間作ってもらおう
「潤さ〜···Aちゃんのこと好きなんでしょ」
「えっ···なんでよ」バレてる
「ははは、みてれば分かるよ
普段より口角あがってるし、目は蕩けてる」
「は？そんなことねーだろ、普通だよ」
「そうなんだぁ…
じゃあ俺がアプローチしようかな(笑)」
「あん？」
「ほら〜、やっぱそうじゃん！」
「うっせっ」
「あー！俺明日、急な仕事が入るから舞台
観に行けないわって隆さんに連絡しとこ」
「ふーん、急な仕事なら仕方ないな
Aちゃんとお前の分まで観といてやるよ」
「ははは、潤くんめっちゃ素直(笑)
旬くんに報告しなきゃ(笑)」
「おいっ、やめろ(笑)」
「Aちゃんかぁ〜、実りますかね？」
「さぁ、どうだろな…ダメかもな」
「キングにしては弱気じゃない」
「弱気にもなるだろ、一回りも歳離れてんだから」
「まあな、そこは、貴方次第でしょ
ま、頑張ってみなよ」
「サンキュ」
翌朝斗真はさっさと帰っていった
Aちゃんがタクシーで俺を迎えに
来てくれたから一緒にタクシーに乗って
劇場へ向かった
関係者口から入れてもらい
一階の特等席に案内された
「Aちゃん、着物よく着るの？」
「松本さん、すいません、こんな目立つ格好で
来てしまって…
祖母が歌舞伎観に行くならキチンとしていけと
聞かなくて···」
「や、よく似合ってるよ」
「あの、生田さんは？」
「ああ、今朝急な仕事で、帰ったよ
二人じゃダメだった？」
「や、///そんなことは…こちらの方こそ
なんだか、スミマセン」
「ははは、歌舞伎の後食事付き合ってよ」
「···はい///」
隣のAちゃんが気になって
ハッキリいって頭に全然入って来なかった
そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、
舞台を捌ける隆行は何やら言いたげな目で
袖を捌けていった
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ピカンチ★(プロフ) - keiさん» こんにちは、楽しみにしてくれてたの？その言葉で頑張って更新してきたのが報われました！もうすぐだと思うんだけどなくっつくの(笑)あー、早くお潤に甘やかされ溶かされたい！ (2021年5月27日 10時) (
レス) id: 59be6dfebd (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - こんばんは♪毎日楽しく読ませていただいています♪朝晩更新されてたりすると嬉しくてニヤニヤ読んでます！私は潤くんとくっつくのを今か今かと楽しみにしてますよ〜(〃▽〃)また続き待ってますね♪ (2021年5月27日 1時) (レス) id: ab1b9c5f30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピカンチ★
| 作成日時：2021年5月18日 16時
