撮影 ページ2
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人前で裸になることに抵抗が無いわけじゃない
でも、私とは思えない美しく表現されるで
あろう写真を断る事ができなかった
いつも撮ってる谷山さんのスタジオとは違い
大きな倉庫のような場所に連れてこられた
分からぬままメイクを施され、ガウンに着替え
させられる
谷山さんと話すいかにも仕事出来ます系の
おば様が私に気づくと、
「それじゃあ、ちょっとこっち来て」と
部屋の隅にある1室に連れてこられた
部屋に入ると
「じゃあ、早速だけどガウン脱いで」
と言われた
私は腹を括りよく知らない女の人の前で裸を
晒した
今躊躇したら、きっとこの仕事無くなる…
それだけはわかったから
私の体をくるり1周回りみると
「ありがとう…じゃあ素敵なシーンを撮るから
手伝ってね…私は三浦淑子、amamの編集長
しています、よろしくね」
「あ、はい…佐々木Aです」
amamって凄い雑誌じゃん！
てことはあの企画じゃないの···？
と考えるまに
「じゃあこれ、つけて」
渡されたのは肌色のシール
「それ、トップが見えないように貼って」
と言われ言われる通りにする
そして肌色のTバッグ
水着の下に履くアンダーショーツも履けと
言われる
ほぼ裸だけど一応隠せることに安堵する
こんなに面積が少ないものでも
今の私には救いのような存在だ
装着を確認すると促されるままスタジオに
連れてこられたら
セットの中には一人男の人がいる
三浦さんが振り向き
「今日は彼の恋人って設定で二人の日常の
シーンを撮らせてもらうわ」
やっぱりそうだ···
じゃあ、あの人は···
あっ、関ジャニの横山くんだ…
「A、こっちきて」谷山さんが私に
気づいて呼ぶ
「初めまして…佐々木Aです」
「初めまして、横山です、おれらは恋人同士
なんやて、ちょっとこっちでしゃべろ？
ええよな？谷さん」
「おぅ、緊張ほぐしてメロメロんにしたって」
「気色悪い関西弁つかうなやっ(笑)」
「セッティングできたら、呼ぶから宜しく」
「りょーかーい
じゃあ、Aちゃんこっちおいで」
「あ、は、はい」
ベッドにもたれる横山さんの隣にすわると
「緊張してる？そりゃ、するわな
おれもバクバクやで、ほら触ってみ？」
私の手を胸に当てる
肌の温度に指先に熱を感じて冷たいことに
気づいた
「あ、ごめんなさい、冷たかったですよね？」
「ん？だいじょーぶやで、おれ男の子やから」
優しい笑顔でそう言った
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ピカンチ★(プロフ) - ひろさん» 初めまして！大好きと言っていただけてうれしいです。私もこの作品の二人好きです。楽しみに読みにきていただけるように頑張りますね、コメントありがとう (2021年1月24日 22時) (
レス) id: 8c079158e1 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 初めまして。この作品大好きです。これからも 楽しみに読ませていただきます。 (2021年1月24日 21時) (レス) id: c60b3962ed (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年1月19日 10時
