目覚 ページ34
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朝目覚めるまで側にいてくれた相葉さん
「おはよ」
「おはよう」
軽く朝食を用意していると、
体調や、体に異変はないかと尋ねてくる
「大丈夫だよ、まだ何の変化もありません(笑)」
「あ、もう圭くんのお店立ったらダメだよ
立ち仕事は負担が大きくなるからね？」
「直ぐに辞めたら圭くんも困るでしょ
無理しないから、そんなに心配しないで？」
「あー···じゃあ、じゃあさ引っ越しは？」
「えっ？引っ越し？」
「Aちゃん、ここで暮らしたい？
あー、引っ越し準備できないし、おれが
引っ越す方が、安心かな…
でも、ここセキュリティがな···」
なんてぶつぶつ
「あ、あの？相葉さん
まずは会社に報告してお許しもらわなきゃ？
それまで、ちゃんと待ってるし…ね？
パパさんは慌てん坊だね？」
お腹に手を当てて言えば、後ろから優しく抱きしめて私の手を重ね
「そうだった…嬉しくて、慌てちゃったな
うん、待っててね？」
「うん」
·
私は普通に通勤をしていたけれど、会社にも
圭くんにもまだ話せずにいた
彼は会社に行って、私との話を報告したらしい
「偉い人がブワーっていて、超びびったわ(笑)
子供が出来たので、結婚させていただきます
って報告したら、社長と副社長が頭抱えてた(笑)
でも、ちゃんと良かったねおめでとうって
言ってくれたんだ···
入籍はAのお家に挨拶に行ってから
考えような？
メンバーにも報告しなきゃダメだしな〜」
終始嬉しそうな相葉さん
子供が出来たこと、ホントに喜んでくれてる
良かった…
彼の立場や、付き合いが短いことなど考えると
産む選択をしてもいいのか、それが不安だった
から
後はうちに挨拶だ…
彼氏を連れて来いと言われてたのに
お母さん驚くだろうな
お父さんは何て言うかな
ちょっと想像つかないかも…
お母さんに電話して、彼の仕事の都合で
平日しか休めないから、お父さんにも仕事を
調整してもらって、欲しいと頼んだ
母は
「平日しかお休み取れないの？私は居るけど
お父さん、仕事休んでくれるかしら？
彼氏連れて来るって言ったら
絶対休まないとか言い出しかねないわよ(笑)」
「ごめんね、お母さん
その日は必ずお父さんにも会って欲しいの」
「わかったわ、じゃあ待ってるわね？」
「はい、お願いします」
ふー！どっと疲れた…
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ピカンチ★(プロフ) - ひろさん» 初めまして！大好きと言っていただけてうれしいです。私もこの作品の二人好きです。楽しみに読みにきていただけるように頑張りますね、コメントありがとう (2021年1月24日 22時) (
レス) id: 8c079158e1 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 初めまして。この作品大好きです。これからも 楽しみに読ませていただきます。 (2021年1月24日 21時) (レス) id: c60b3962ed (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年1月19日 10時
