日常 ページ4
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あの撮影からしばらくして谷山さんが
バーに横山さんを連れてやってきた
カウンターに座りビールを注文し、横山さんも
同じものをと言う
お客さんはボックス席に一組だけだ
私は頷いてビールをグラスにそそぎサーブ
する
谷山さんと横山さんは二人で飲みだしたから私は離れドアのプレートをクローズにかえた
従兄弟の圭くんはボックス席のオーダーを作ってる
グラスをふきながらふと視線を感じて顔を
あげるとこちらを見る横山さんと目があった
にっこり笑って会釈をしたら、
「へ？えっ···もしかしてAちゃん？」
って声をかけられたから、
「こんばんは、お久しぶりです
その節は大変お世話になりました」
「いや、こっちこそやで(笑)
雰囲気違うから谷さんに言われるまで気づかん
かったわ」
「あの日の私は私であって私じゃ無いから(笑)」
「なんや、澄ましてカッコつけてたやん(笑)
もう、谷さんも人が悪いな」
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それからたまーに横山さんはこの店に一人でも
来るようになった
１〜２杯呑んで真っ赤になって帰っていく
私は金曜の夜と土曜日の夜しか入っていないか
ら圭くんから昨日横ちゃん来てたよとか
聞く位だけど
そして金曜の深夜圭くんに横ちゃんから電話が
かかってきて今から来ると言う
もう閉めようと言う時間だけど、受け入れる様だ
「Aお前片付け終わったらあがっていいよ」
「んー、わかった
横ちゃんに挨拶したら帰るわ」
「おう」
カランとドアが開いて横ちゃんともう一人
背の高い男の人が一緒に入ってきた
「いらっしゃい」
「いらっしゃませ···」
「ごめんな、マスター、Aちゃん」
「いいよ、横ちゃん久しぶりだね？」
「そんな事無いよ、Aちゃんが
おらんだけやん、おれは結構きてるで
なぁマスター？」
「さあ、どうだったかな？」
「きみちゃん無理して常連感出さなくても
いいよ(笑)」
「ひどいな、めちゃめちゃ常連やでおれ(笑)
いつものちょうだいAちゃん」
「マスターいつものって何でしたっけ？」
「ほらー、きみちゃん無理すんなよっ(笑)」
「ちょ、ま、もーAちゃん酷いな」
「ふふふ、ごめんね？ビールだよね？」
「おん、相葉ちゃんは？」
「おれもじゃあ、ビールください」
横ちゃんが"相葉ちゃん"と呼ぶからふと彼を
みたら嵐の相葉くんだった
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ピカンチ★(プロフ) - ひろさん» 初めまして！大好きと言っていただけてうれしいです。私もこの作品の二人好きです。楽しみに読みにきていただけるように頑張りますね、コメントありがとう (2021年1月24日 22時) (
レス) id: 8c079158e1 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 初めまして。この作品大好きです。これからも 楽しみに読ませていただきます。 (2021年1月24日 21時) (レス) id: c60b3962ed (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年1月19日 10時
