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せっかく昨日断ったのに結局行ってしまう馬鹿な自分。
部屋の前に着いて1回深呼吸をする
もう…これで終わりにしよう。
コンコン、
ホテルの部屋にはインターホンがないから扉をたたくと
少ししてからバスローブ姿の謙杜が出てくるから胸が高鳴る。
謙杜「よっ」
「ん、もうお風呂入ったの？」
謙杜「うん、早く着いたから」
「そっか。なら私もお風呂行ってく…」
ソファにバッグを置いてお風呂に行こうとすると、後ろからハグされて謙杜の腕が私の体を抱きしめる。
謙杜「なぁ…昨日LINEした時誰とおったん」
「え…？」
耳元で聞こえる謙杜の少し掠れた声。
「、道枝くんだよ」
謙杜「……。」
なぁ、って言われて振り返るといつもより余裕のないキスで、息をする間もないくらいだった。
「け、んと」
謙杜「なんで駿佑なん」
「まって、」
謙杜「俺…嫌やで」
「…私たち今日で終わりにしよ」
謙杜「え…」
「ごめん…っ、」
濡れた口の周りを手の甲で拭きながらホテルから出ると
なんだかギュッと胸がおされて、感情と比例せずに出てくる涙。
あぁ、好きだったな。大好きだった。
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RENA(プロフ) - 初めまして。主さんの作品をいつも楽しく読ませていただいています。懸想が1番好きで読み直したいです😭よろしければパスワードを教えていただけませんでしょうか？😣💦よろしくお願いいたします。 (2023年5月4日 0時) (
レス) id: 9ab780fad6 (このIDを非表示/違反報告)
さち(プロフ) - 懸想が読みたいです。パスワード教えてください！！ (2023年2月10日 23時) (レス) @page5 id: 3a2154b5a0 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木郁(プロフ) - 愛の罠とっても面白いです☺️続き楽しみにしています。そして、懸想を見返そうと思ったらパスワードがかかっていました。何度も見返したいので宜しければ、パスワード教えていただきたいです！お願いします🙏無理だったら無理と教えて下さい！ (2023年2月10日 18時) (レス) id: f40ed40aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ。 | 作成日時：2023年2月7日 19時
