8日目 ごめん。 ページ15
朝起きると必ずする事がある。
それは、昨日の事が本当に現実で起こったのか確認することだ。
確認する方法は1つある。それは
日記を見ることだ。
何故字が書けたり読めたり出来るかと言うと、私も皆と同じ勉強をしていたからだ。
今も日記を見ながら現在進行形で勉強をしている。
……やっぱり夢じゃない。
緑谷くんに嫌われたのも、初めて会った子に怒ったことも、彼奴がすまほ、というものを買ってくれると言ったことも、全て夢じゃない。
……自分で謝りたかったな。
許してくれないのは分かってるけど、やっぱり自分で謝りたかった。
逆に許して貰える、なんて思ってないし、
……そういえばお花、持ってきてくれてたんだよな、
昨日持ってきてくれた花を持ち上げると萎れかけていた。
花を見ているとお腹の中でぐるぐると色んな感情が渦巻いてて、気持ち悪くなってきた。
『…寝よう。』
昼になるとあの人がご飯を持ってきてくれるから、その時に起こしてもらおう。
そう思いながら眠りについた。
「＿＿い……おーい…A少女ー？」
『ん……あ、ありがとうございます。』
目が覚めるとあの人が居た。
起こしてくれたらしい。
まだ完全には開かない瞼を擦りながらご飯を受け取る。
そして頂きます、と言って食べるとその直後にドアをノックする音が聞こえた。
そういえば今日、すまほを持ってきてくれると言っていたな、と思い出したので、開いてる、と声を掛ける。
「失礼します…。」「……っす。」
そう言いながら入ってきた人物はなんと、
もう二度とお話出来ないと思っていた、
緑谷くんと、もう一人の人だった。
『な…んで、』
そう聞くと、2人は
「「相澤先生が…」」
と言った。
あぁ…成程
あいつ、私が自分で謝りたいの分かってたんだ、
悔しいがその通りだった。
緑谷「…あの、昨日は、ごめんなさい…」
突然、緑谷くんが謝ってきた。
…え、？いや、なんで謝るの、悪いのは私なのに、
そう言いたかったが、声が出ない。
するともう一人の人も、
「…悪かっ…た…」
と謝罪してきた。
『なん…で、』
やっと外の世界に出た声はお世辞にも可愛い女の子の声と呼べるものではなく、中年のおじさんのような声だった。
恥ずかしさで涙が零れそうになった。
俯きながらもう一度尋ねた。
この時私は思いもしなかった。
緑谷くんが言い放った言葉がのちに私の悪への考えを変えるとも知らずに。
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たけたけ(プロフ) - ぬこの妖精さん» もうそこ夢主キャラ崩壊して困ってますwwwここから話が思いつかないですwww (2022年2月24日 17時) (
レス) id: 9aa43fd48a (このIDを非表示/違反報告)
ぬこの妖精(プロフ) - 『ざるうどん…』 「『え？？？』」が好き www (2022年2月12日 13時) (レス) @page18 id: 4cd21e436e (このIDを非表示/違反報告)
たけたけ(プロフ) - 楪さん» 最初の頃と性格が変わったので怒られるかな、と思いましたがそのような言葉をかけてくれてありがとうございます！！星を押していただくことがあまりないのでとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2021年5月23日 16時) (レス) id: 9aa43fd48a (このIDを非表示/違反報告)
楪 - ざるうどん…で吹き出してしまいました。続きを楽しみにしています。ログインしていないのでお気に入りはできないですけど、星は一番右のを押しときました(*^^*) (2021年5月22日 10時) (レス) id: 89be39e03d (このIDを非表示/違反報告)
まいたた(プロフ) - ナナさん» うぉ……ありがとうございます…(嬉死)感謝します!!お気遣いありがとうございます!!これからもっと更新したいです！ (2020年11月4日 21時) (レス) id: 3318f47c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいたた x他3人 | 作成日時：2020年9月4日 22時
