え、転送魔法失敗して異世界とかありえる？【マギ】【ワンピース】 (ページ7)

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パチッ

あぁ、これが俗に言うデジャブってやつ？

違うのは空が見えない代わりに牢屋が見える

最悪だ

しかも両手足に錠

「起きたかい」

この声は......

A「たしか、マルコだっけ？」

マルコ「あぁ」

A「結局私は捕えられたのね」

マルコ「理解が早いな」

A「まーね、別に逃げようと思ったら.......！！？」

ビィビィ！！！

この.......ルフは

黒ルフ.........！！

A「うっ......」

気持ち悪い

ジュダルのルフよりも酷い.........

マルコ「.......？どうしたよい？」

A「なん.....でもな..........い」

コツコツコツコツ

こちらに向かってくる足音

そして見えた姿は

「ゼハハハハ、探したぜマルコ隊長。」

マルコ「あぁ、ティーチかい。どうしたんだい？」

ティーチ「オヤジが呼んでたぜ？侵入者も一緒にな」

オヤジ......？

この人たちの父親？？

マルコ「............そうかい」

ティーチ「それだけだ。じゃぁな！」

ティーチ、と呼ばれた男は去っていった

マルコ「ってなワケだい、ついてこい。もし妙なマネをしたら殺すからな」

A「はいはい」

殺すとかさァ、無理に決まってんのに

それよりシンドリアも知らない、魔法も知らない

おかしすぎる

なによりも″白ひげ海賊団″なんて存在してなかった

........魔法に失敗して異世界にでも来た？

まっさかー！

～in 船長室～

うっわ、でっかい扉

私の視界一面に写るのは扉のみ

コンコン

マルコ「オヤジ、俺だい。入るねい？」

一言断りを入れてからその大きな扉を開けていくマルコさん

.......凄い力ありますね

中に入ればマルコさん合わせて16人の男

その真ん中にいるのがオヤジ、と呼ばれてた人だろう

白ひげ「おめェか、侵入者ってのはァ」

A「はぁ.......そんなつもりはなかったんですけどね」

白ひげ「そう言われてもこの船に降りた時点で侵入したと見なされる」

A「........正論、ですね」

言われてみればそうだ

これについては私が悪いと思っている

A「言わせてもらいますけど、去ろうとした侵入者を捕まえるってのもどうかと思いますよ？危害も加えてないのに」

白ひげ「......そう、侵入者を易々と逃がすわけないだろォ？」