私、グレイ・フルバスターの姉はとても苦労してますよ.... (ページ46)

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93話ページ46

ポーリュシカ「マカロフ、Aの治療が終わったよ」

唐突に告げたポーリュシカさん

エース「治療終わったのか！？」

それに食いつくエース

そりゃ姉だもんない

ポーリュシカ「あぁ、でもまだ意識は取り戻してない。あとは本人次第だよ」

マカロフ「........そうか」

ポーリュシカ「ほら、アンタ達！Aを医務室に運ぶんだよ！！」

「「は、はい！！」」

若手クルーが甲板に来た時の様に担架でAを船内に連れてった

ミラ「マスターちょうどラクリマを使ってみんなに連絡が取れました」

マカロフ「グレイやリオンに合図を出してやれ」

ミラ「はい」

ミラは船の手すりから身体を乗り出して

ミラ「グレイー！準備いいわよ～！！」

グレイ「わかったぜミラちゃん！やるぞ、リオン」

リオン「誰に言ってるんだ」

なんかあの二人兄弟みたいだねい

リオン「アイスメイク床(フロア)！！」

リオンが床を凍らせ

グレイ「氷欠泉(アイスゲイザー)！！！」

そこから一定の感覚を開けて何かが湧き上がった

それはすごい勢いで船を突き動かしていく

ガ、ガガガガッ

ギギィィィイイ！！！

湧き上がったソレは雨のようになりおれ達にも降り注ぐ

サッチ「こりゃ雨か？」

マルコ「........いや、硬さからして氷(ひょう)かねい」

イゾウ「にしても悪魔の実なしでこんな事できるなんて、すごいな」

ハルタ「..........そーいえばさ、僕達ってAの魔法ちゃんと見た事ないよね」

エース「確かに......」

言われてみれば......

何種類か使ってたが、あれは一括りにしたものかねい？

マルコ「マカロフのじいさん、Aの魔法ってなんだい？」

マカロフ「ん？Aの魔法か？Aが使う魔法は″全部″じゃよ」

｢「「「「...........は？」」」」｣

全部？

聞き間違えただけだよねい？

マルコ「も、もう一回言ってもらえるかい？」

マカロフ「仕方ないのう、だから″全部″じゃよ」

ポンッポンッポンッ......チーン←

おれは考える事をやめた((

マカロフ「聞いとらんのか？Aはこっちの世界でSS級魔道士じゃよ」

イゾウ「SS級魔道士？」

マカロフ「そうじゃ、誰もが認める最強の魔道士」

ハルタ「........そう聞くとAがすごい存在に見えてきた......」

ハルタ....おれもだよい

SSって

戦闘にちょー強い最強魔道士

戦闘の″せ″と最強の″さ″

の、S行からとったとか？

まさかねい