私、グレイ・フルバスターの姉はとても苦労してますよ.... (ページ45)

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92話ページ45

いざ、動き出そうとした二人であったが

プルプルプル

サッチ「でんでん虫......？」

誰かのでんでん虫に着信が来た

その持ち主は

ボルサリーノ「もしもォ～し」

黄猿だった

お前かい！！

黄猿「今ちょォ～ど白ひげ海賊団の船につきましたよォ～？........えェ？撤退ィ～？あっしは別にいいですけどォ」

話の内容からしてセンゴクだと言うのは安易に予想がつく

ガチャっ

黄猿「センゴクさんが撤退って言ったから見逃してあげるけど、次はないからねェ～？」

それだけを言い残して黄猿は帰って行った

何しに来たんだよい！！！

ミラ「帰っちゃった、残念」

頬に手を当て首を傾げながら言ったミラ

海軍大将に戦えなくて残念とか、次元が違いすぎるよい

「お～いミラちゃーん」

黄猿が帰ってから直ぐにこちらの船に乗り移ってきたのは

ミラ「あら、グレイじゃない。どうしたの？」

グレイ「どうしたの？じゃねぇよミラちゃん、海干上がっちまって......」

ミラ「ならジュビアに直してもらって？」

グレイ「あ～.......」

グレイが気まずそうに目を逸らした

ミラ「何かあったの？」

すかさずミラが聞けば

グレイ「実はジュビアの奴、魔力切れでできねェんだ」

″魔力切れ″

それはAから聞いたことがあった

基本魔道士は魔力があるから魔法が使えると聞いた

その魔力が空になれば【死】

それを起こさないために魔力切れが起こるとか

ミラ「なら当分はこのままね」

グレイ「いや、こっから少し移動させる。1kmぐらい進んだら波もあるだろ」

逆に直径1kmも干上がったのかい.....

グレイ「おれやリオンが動かすから揺れに気をつけてくれよ」

ミラ「わかったわ」

船から飛び降りるグレイとマカロフのじいさんに報告するミラ

......ちっと、冷静すぎやしないかい？

まぁ、それを言ったらお前もだ！って言われると思うがねい