私、グレイ・フルバスターの姉はとても苦労してますよ.... (ページ44)

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91話ページ44

ミラ「ですよね、戦場でも見かけたのと同じだったので報告しに来ました」

マカロフ「うむ.......ここからどのくらいの距離に見えた？」

それが一番重要だ

黄猿は光、一瞬で移動してくる

気を抜いたら後ろに立たれてる事も.....

ミラ「えっと、確か確認できた時がだいたい500ｍぐらいでしたね」

マルコ「ご、500？」

ミラ「えぇ、今会話してるうちに着くと思うけど.....」

サッチ「それってちょーまずい奴！！」

エース「ど、どうする！？戦える隊員で迎え撃つか！？｣

マルコ「いや、今ほとんどが負傷して戦える状態じゃないよい！！」

マカロフ「........迎え撃て、ミラ」

「「「「はぁ！！！？」」」」

マカロフのじいさんはミラにあの黄猿を″迎え撃て″と言ったぞ！？

黄猿の実力はおれと同等かそれ以上

の、相手に女が勝てるのか！？

ミラ「分かりました、マスター」

それをなんの文句も言わずに笑顔で答えるミラ

いや......逆に凄すぎるよい

船の手すりに立ち九時方向を見据える

...........きた

ミラが呟いた瞬間

ピカッ！！！

ボルサリーノ「終わったばっかで悪いけど、追撃だよォ～、″戦争″は終わったからねェ～？」

独特な喋り方をする黄猿

それを笑顔で見てるミラ

ミラ「サタンソウルミラジェーン・アレグリア！！！」

するとミラは姿を変えた

隣のサッチが......

「「うるせェ！！」」

うるさ過ぎておれとイゾウが蹴り飛ばした

ミラ「生憎、追撃の対処はできるのよ」

ボルサリーノ「また.......邪魔をするのかい～？」

″また″

って事は一回でも戦ったってことかねい

グラッ

不意に、船がぐらついた

エース「な、なんだ！？」

白ひげ「グララララ......コイツの魔力で海が干上がってやがる」

海が........干上がる！！？

オヤジの言葉が本当か確かめるため船縁から身体を身を乗り出して見てみれば

マルコ「海の......底が見えてる！？」

普段じゃなくとも見れない海の底

これが見れるのは最初で最後だろうない

にしても、綺麗だねい......

ボルサリーノ「怖いねェ～、海が干上がるなんて」

ミラ「それほどに強力な力なのよ？」

未だ睨み合って動かない二人

マカロフ「ミラ、はよせい。海が干上がるのを見られたら厄介じゃ」

ミラ「........わかりました」

今度は間を空けて返事をしたミラ

なにかかんがえてるのかねい？？