私、グレイ・フルバスターの姉はとても苦労してますよ.... (ページ41)

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88話ページ41

～inモビーマルコsaid～

おれ達は赤髪が戦争を止めてくれたおかげで出航ができた

船に乗っていた船医は合計5名

重体者の者から甲板で治療を始めている

手術室はピンクの髪をしたおばさんがAを治療してるだとか

「うっ......うぅ」

.......おれも、この能力が他人に使えたら

どれだけ喜べるかねい

オヤジの傷も、仲間の傷も治せない

なのに自分だけは治っていく

おれの能力は本当に憎い

エース「マルコ.....」

マルコ「あぁ、エースかい」

エース「オヤジの治療もしてるみたいだ、行かねェか？」

マルコ「オヤジの........わかったよい」

この船に乗ってる中でもAの次に重体なのはオヤジ

そのオヤジの治療をしてるのがウェンディ？ってやつだったねい

確かAの世界の

今現在、モビーには1200ぐらいとAの仲間が乗っている

さすがに少し傷のついたモビーに全員乗ることは出来ずモビーと並行して氷の船がいる

オヤジの顔を心配しながら見てたら

「大丈夫じゃよ、ウェンディの魔法は確かじゃ」

マルコ「アンタは......」

Aがマスターと呼ぶじいさんがいた

マカロフ「マカロフじゃよ」

マルコ「よい、ならマカロフのじいさん。オヤジは治るのかい？」

おれ達隊長が一番に聞きたかったこと

オヤジが治るか

それはとても重要である

マカロフ「.............あぁ、この調子でいけば治るとウェンディが言っておった」

......良かった

オヤジが治るなら安心だ

みんなホッ.....っとしてたら

バンッ！！！！

廊下から甲板に続く扉が乱暴に開かれた

マカロフ「なんじゃ.....騒がしいのう」

扉から出てきたのは

ポーリュシカ「ほら！アンタ達急ぎな！！」

Aの手術をしてたばあさん

その後に続いて出てきたのはあまり怪我をしてないクルーが担架にAを乗せてきた

グレイ「ポーリュシカさんじゃねェか」

ルーシィ「あの人があんなに慌てるなんて珍しいわね」

聞く限りじゃ性格は冷静なんだろう

なんて呑気なことを考えてたら

ポーリュシカ「誰かAと同じ血液型の奴はいないかい！！？」

血相を変えておれ達？いや、Aの仲間にか？

叫んでいた

マカロフ「どうしたんじゃ、ポーリュシカ」

落ち着いた様子でポーリュシカさんにとうマカロフのじいさん

ポーリュシカ「この子、血を流し過ぎなんだよ！！このままじゃ大量出血で死んじまうよ！！」