84話 ページ37
「お前じゃねェんだ.........」
ティーチ「！！？」
声がした
その声は紛れもなくティーチの前にいる白ひげから
あれだけ、傷を負っても確信している事を言ってる
ティーチ「......まだ生きてんのかよ！！！」
白ひげ「ロジャーが待ってる男は......
少なくともティーチ、お前じゃねェ.......」
″ロジャー″
それは海賊王にしてエースの父親
そのロジャーとはよく酒を飲む仲だった白ひげは彼からこう、言われたのだ
『″ラフテル″への行き方でも教えようか？白ひげ』
そんな話を切り出したのはロジャー
桜が満開にさく木の下、もう病から逃れられないロジャーは白ひげに.....
白ひげ『聞いても行かねェ、興味ねェからな....』
ロジャー『近頃政府の奴らが.....
おれを何と呼んでるか知ってるか？
【ゴールド・ロジャー】だ
違う！！おれは
″ゴール・D・ロジャー″！！！』
ロジャーもまた、Dの一族
よく、白ひげは知らないがクルーにいた
″マーシャル・D・ティーチ″
あんまり深くは考えてないようだが、これを機にロジャーにそのDの一族について聞いた
白ひげ『″D″ってのは何なんだ.......』
ロジャー『おお、知りてェか
よし、教えてやろう........＿＿＿＿＿＿＿＿＿』
そこから先を知ってるのは白ひげのみ
だからこそロジャーが待ってるのはティーチでは無いことを分かるのだ
白ひげ「ロジャーの意志を継ぐ者達がいる様に
いずれAの意志を継ぐ者も現れる.........
″血縁″を絶てど
＿＿＿＿そうやって遠い昔から脈々と受け継がれてきた.......！！！
そしていつの日か、その数百年分の″歴史″を全て背負って
この世界に戦いを挑む者が現れる.......！！！
センゴク.....お前達「世界政府」は.......
いつか来るその世界中を巻き込むほどの
″巨大な戦い″を恐れている！！！」
ロジャーが″世界をひっくり返さねェか！！？″と、レイリーを勧誘した
ひっくり返す、それは世界政府が恐れてる巨大な戦いと同じだろう
世界がひっくり返った時何もかもが変わる
それを一番に恐れてるのが五老星、今いる地位も、環境も、何もかもがひっくり返った瞬間に消える
それを防ぐために海軍はあるのだろう、所詮は自分達のためでしかないのだ
白ひげ「誰かが見つけ出すらその日は必ず来る.....」
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作者名：ポートガス・D・ヴィーナ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/099f683c621/
作成日時：2018年9月3日 21時
