76話 ページ29
ルフィ「エース！！」
エース「...........」
っ！！
A「このっ、マヌケが！！！」
ボカッ
エース「！何すんだ！！」
A「オヤジが、私たちを逃がそうとしてるのがわからないの！！？
自分を犠牲にして息子に生きてもらいたい！！そんな想いがわからないのか！！！」
エース「だからってオヤジを置いてっていいわけじゃねェ！！」
A「それをしたらアンタはオヤジの想いを踏みにじったってことだ！！！」
エース「.........！」
A「オヤジは、連れてく。エース達息子が全員乗ってから」
ここを、オヤジの墓場にさせるつもりは無い
元より死なせる気もない私
A「約束、するから」
【今は前を向け】
エース「.........わかった、必ず.......約束守れよ」
A「あぁ」
「出航の準備をしろォ！！！船を出すぞォ〜〜〜！！！！」
A「ルフィ、あなたも一緒に....」
ルフィ「母ちゃん！エースがいねェ！！！」
A「エースが.......いない！！？」
こんな時にどこいったんだあのバカ息子！！！
辺りを見渡してもその姿は見えない
あぁ！！ホントに目を離した隙にいなくなるやつだなぁ！！
「お前らどけェ！！」
A「！エース！？」
ほんの少し見てないだけでオヤジまでのこの距離を移動した
炎で周りを囲んで何かを話している
白ひげ「グララララララ」
オヤジが........笑った
その声だけがこの戦場にこだました
「危ねェ！！！″赤犬″だ！！！」
サカズキ「エースを解放して、即 退散とは
とんだ腰抜けの集まりじゃのう、白ひげ海賊団
船長が船長.......それも仕方ねェか............！！
″白ひげ″は所詮.........
先の時代の″
エース「........！！！」
ザッ
エースが、足を止めた
ルフィ「！エース！！」
エース「
サカズキ「？」
エース「取り消せよ.......！！！
今の言葉.....！！！！！」
「おい よせエース！！！立ち止まるな！！」
ルフィ「エース！！！？」
エース「あいつ、オヤジをバカにしやがった」
ルフィ「エース！！！！！！！！！」
ダメだ.......ルフィの言葉も届いてない
完全に頭に血がのぼってる
サカズキ「お前の父親ロジャーに阻まれ「王」になれず終いの
永遠の
どこに間違いがある.......！！」
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作者名：ポートガス・D・ヴィーナ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/099f683c621/
作成日時：2018年9月3日 21時
