グレイ・フルバスターの姉は出航直後のエースと会いました (ページ19)

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17話ページ19

ドランバルト「あ～それは、あれだ。無理やり入ってきただけでその続きはねぇよ」

シュバッ

っとドランバルトに手紙を奪われる

A「奪う必要なくない？」

ドランバルト「..........」

A「まぁ、これで説明しなくていいよね？見たまんまだし」

「「「いや、普通説明しろよ！？」」」

A「異世界人、終わり。」

「「「雑！？」」」

白ひげ「異世界人.......そいつらはなんかの目的があって来ると聞いたが.....」

ドランバルト「流石にそれは言えないな」

？「なんでお前が答えんだ」

ドランバルト「リーゼント達に言う必要が無い、そもそもこの世界に来るよう命じたのはおれの上司だしな」

白ひげ「..........」

A「かっこよくキメてる所悪いけどドランバルト、君ってほんとにめんどくさい事を持ち込んでくるよね」

ドランバルト「え？」

ジャキィン

刃物の音がしたかと思えば360度

私の首に突きつけられる長剣

A「あなた達、どこのギルド？」

チンピラ「俺たちのギルドは幽鬼の支配者だ」

ファントムロード？

A「それってナツ達が潰したはず.....」

チンピラ2「そりゃぁ新しく建て直したからな」

A「ふぅ～ん？で、いつまで私の首に剣を突きつけてるの？不快なんだけど」

チンピラ3「マスターにお前を連れてこいって言われてなぁ、大人しく着いてきて貰おうか」

A「は？」

ポフンッ

チンピラ共を潰そうとしたらドランバルトに貰ったラッピングしていた箱が勝手に開いた

中から出てきたのは

？「ぎゃうっ！！」

九尾

チンピラ1「！？狐！？」

A「紅狐(こうき)だったのね」

紅狐「きゅ～」

スリスリ

私の手に擦り寄ってくる紅狐

めっちゃ可愛いでしょ

A「紅狐、こいつら元のところに戻して」

紅狐「きゅ！」

紅狐は尻尾で敵を薙ぎ払った

チンピラ共は紅狐の尻尾が触れたところから消えていく

A「グッバーイ」

そして目の前でチンピラは消えた

ドランバルト「.......すまない、今回はこちらの不手際だ」

A「次から気をつけてね」

あぁ、説明ね説明

A「ドランバルト、あなた帰ってくれる？」

ドランバルト「当たり前だ、まだ書類からなんやら残ってるんだ」

それを言い残してドランバルトは消えた

A「で、もっと詳しく説明しろと」

白ひげ「あぁ」

なら、背中を見てもらった方が楽かな