グレイ・フルバスターの姉は出航直後のエースと会いました

16話 ページ18

A「っ！？何すんのよ！！」

白ひげを睨みながら私は怒鳴るが周りのめが....

マルコ「A.....なんで能力者なのに倒れねぇんだい？」

A「えっ？」

能力者って......あ

デュースが『能力者は海から嫌われるんだ、だから海水をかけられたら力が抜けるんだよ』

って言ってたな〜、それにエースが溺れた時も悪魔の実って言ってたし〜

.........結果的に詰んだわ

A「.......元から確認するために呼んだのね」

白ひげ「あぁ、なぜ、その力をエースに隠してる」

A「言う必要が無い、時が来るまで待て。それしか言えないし」

言う気もないわ

天輪の鎧に換装してここにいる全員に剣を向ける

反射的に戦闘態勢になる隊長達

A「私が、女だからって調子に乗らないで。ここにいる隊長達ぐらい簡単に倒せるの」

ビリリッ

その言葉にイラついたのか私に対して殺気が飛んでくる

弱っちい殺気ね

そしてこの場の空気を読めないやつが来た

ドランバルト「A、届けものだ」

何も無いところから現れたそいつ

A「ドランバルト.......あなたは空気を読めないの？」

ドランバルト「あ、あぁ、悪い？」

マルコ「誰だよい！？そいつ！！」

ドランバルトの登場によりさらにごちゃごちゃしてきたこの部屋

それを白ひげが

白ひげ「テメェら静かにしねぇか！」

一言で静めた

ドランバルト「あ〜何となく状況は理解した。」

A「もっと前に理解して欲しかった.....で届けものは？」

ドランバルト「あぁひとつはFAIRYTAILのギルドマスターから、もうひとつは知らん」

渡されたのは小さくラッピングしてある箱

マスターからの届けものは紙と大量の砕けた水晶

ドランバルト「悪いがその手紙は回収なんだ、早く見てくれ」

A「今、この状況で？」

馬鹿じゃないの？

あ、ドランバルトは元から馬鹿か

白ひげ「いいじゃねぇか、A。読みやがれ」

A「命令しないで」

はぁ、とため息をついて手紙を開ける

するとマスターの姿が浮かび上がる

あ〜前ミラがマスターに手紙書く時に使った.....

ホログラム

マスター『A、元気にしてるか？こっちではもうあと半年後には大魔道演武じゃよ。みんなもあまりに元気がないから顔出してくれ、以上じゃ。』

それにまた、はぁ、とため息をついて手紙を閉じようとしたら

『おーい！待ちやがれA！勝ち逃げなんて許さねぇぞ！！』

A「なんでナツまで入ってんの.....」

17話→←15話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す