グレイ・フルバスターの姉は出航直後のエースと会いました (ページ11)

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9話ページ11

A「だから値段なんか気にしなくていいんだよ」

エース「でもよ...」

A「だってその船に私も乗るし」

しーーーーーん

あ、あれ？なんかまずいこと言った？

「「はぁああああ！？」」

エース「A乗るのか！？」

デュース「マジで言ってんのか！？お前仮にもお姫様だろ？！」

A「いーの！お城なんて暇だし、自由が一番好きだし！！」

これは本当に思ってること

誰かに支えられないと生きていけないなんて嫌だし

エース「お、なら仕方ないな」

デュース「......もう勝手にしてくれ」

A「うん、あ、着いたよ」

目の前にある大きなドアを開けて中に入ると

大きさのバラバラな船が沢山あった

エース「すっげ～～！」

デュース「これは.....ちゃんと見ないとな」

A「さ～どれを買うか決めよう！」

で、1個ずつ見てるわけですよ

別行動するとはぐれるという事で....

でも困った事にエースはこの船がいいと言って聞かないんだよ

エース「やだ！俺はこの船がいい！！」

デュース「だからもうちょい別なのも見ような！って言ってんだ！！」

エース「いやだ！！」

駄々をこねる子供かよ

A「デュース、もうその船でいいよ」

デュース「いいのか？」

A「だって今のエースに何言っても聞かなそうじゃない」

エースを見ると船を眺めて目をキラキラさせている

なんだあの子供

A「すいませーん」

ここにいる人を呼ばないと船が買えない....

船大工「はいよー」

あ、出てきた

A「この船買います」

船大工「了解、料金は7589万ベリーです」

A「分かりました」

デュース「いやいや分かりましたの値段じゃねぇ」

そんな事言ってるデュースを無視してお金を渡す

船大工「........きっちり7589万ベリーいただきました。船は港まで持っていけばいいですか？」

A「はい、お願いします」

すると買った船の下の床が動いて行き部屋を出て港へ向かっていく

A「.....考えたね」

人で運ぶのめんどくさいから床をローラーみたいにしたんだ

～in港～

船が港へ運ばれてる間に私たちは必要な家具を買っていた

A「ねー、もう良くない？船行きたい」

デュース「あ～確かに買ったばっかで誰も船にいないからな」

エース「盗まれてたら笑えないな」

「「「.............」」」

「「「すぐに行こう」」」

盗まれてたらしゃれにならない

そこからはダッシュで船に向かって走っていった