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探し人は、何処へ・・・ ページ7

先程の急な小娘呼びに驚きは、しましたが態々その事を伝えるのも、可笑しな話だと思いスルーへ。

「因みに探している阿呆なお人を放っておくことは、なさらないのですか?」

国「それが出来ないから俺は小娘、貴様に助けを求めたのだ。残念ながら、俺達は仕事中でな。放っておくわけにはいかんのだ。」

彼の胃に穴が空くのでは、と心配になる話である。
ところで、先程私は重大なことに気がついた。
普通、川へ飛び込んだのなら死んでいる可能もあるということに。

「先程、思ったのですが川へ飛び込んだのなら、お亡くなりになられているやも・・・」
国「アイツがか?無いな。」

私の言葉を遮りながら断言する、凄い自信だ。

理由を聞いてみたところ、悪運の強さが悪夢の域らしく、今まで自 殺未遂を重ねてきたが死ぬどころか怪我もしていないことが多いらしい・・・。

いや、幾つか突っ込ませて頂きたい!自 殺未遂重ねるってどんな変人!?頭可笑しいのでは?

私の何か言いたげな視線に気づいているが聞く気はなさそうな彼。
諦めて、今まで触れなかった現実的な問題に触れることに。

「因みに、どうやってその人を見つけ出すのですか?」

国「・・・」

あからさまに目を逸らした彼・・・マジか!

とりあえず、ちょっと前から川沿いを歩いてるが何も見つからない。

(普通は、無惨な土左衛門か良くて、溺れた為意識不明の重体ですね。まぁ生きていて欲しいですね。
それならば、目立つような感じで川の中にいませんかねー、例えば、シンクロをなさっていらっしゃるとか)

国「・・・小娘、可笑しなこと考えていないか。」

口に出した積もりは、無かったのだけれども・・・。

「一般的な想像と有り得なさそうな空想論的な想像を並べていますね。」

少しの間があり、

国「・・・・・・貴様、変わってると言われた経験は?」

「さぁ?」

適当にはぐらかしておいたがまぁ問題は、ないはず
私の回答に恐らく興味が無いなのだろう、スルーされた。

国「まったく、あの阿呆何処まで流されたのだ!!」

と、嘆く彼。何時かその人の性で国木田さんが禿げそうなのだが…。

「まぁまぁ、落ち・・・・・・ん?あのお方違いますか?」

私が国木田さんを慰めようと、言葉を掛けている途中に目に留まりました。まぁ、川の中に生えている草むらの所にいらっしゃるので見づらいですが、

国「ん?どれだ?・・・・・・あの阿呆そんな所に!!」

どうやら、当たりのようです。

探し人とは一体→←始まりは、突然に 其の弍



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宵闇の猫(プロフ) - あぁ、すみません!!ご指摘ありがとうございます!!外しておきました。応援ありがとうございます!!これを励みに頑張らせて頂きます!(`・∀・´) (2018年7月28日 21時) (レス) id: c4a0eba83f (このIDを非表示/違反報告)
赤菊 藍(プロフ) - オリジナルフラグ外さないといけないので外してください。それと、面白そうな小説ですね。応援しています。 (2018年7月28日 13時) (レス) id: ebdd3cef6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵闇の猫 | 作成日時:2018年7月28日 13時

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