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ライ(めっちゃ言うね)
まあ頑張ってる奴のことを否定したんだ…仕方無いだろ
相澤「爆豪はここまで上がってきた相手の力を認めてるから警戒してんだろ！本気で勝とうとしてるからこそ油断できねぇんだろ！」
私も担任の言うことが分かるってことは…性根はまだ腐ってないのかな…なんて
相澤「それと…その殺気しまえ、流速。やりすぎだ」
え…私殺気出してた？
ライ(うん…バリバリでてるね)
深く深呼吸して気持ちを落ち着かせる
無意識で殺気出してたなんて…まだまだ気持ちのコントロール、できてないな
麗日「かぁつ！」
個性で飛ばされる破片と同時に走り出す麗日だが…爆豪の個性には敵わない
圧倒的実力差…
それでも諦めようとしない麗日
爆豪「いいぜ麗日」
…認められてる
…でもキャパオーバー、か…
ミッド「麗日さん行動不能、2回戦進出爆豪くん！」
ライ(なんか、意外。霊華なら、勝ち負けが分かる勝負に面白さなんて感じないものだ、って言うかと思ってた)
…私、そんなに腐ってない
全力で頑張る奴らのことを見ないなんて…馬鹿のすることだ
ライ(…そんなにってことは、ある程度は腐ってること、認めるんだ)
まあそれはね…あの環境にいたらそうなるだろ
そして二回戦
マイク《二回戦第一試合は、一回戦の圧勝で観客を文字通り凍りつかせた！ヒーロー科轟焦凍！こっちはヒヤヒヤの1回戦突破！今度はどんな戦いを見せてくれるのかー？ヒーロー科緑谷出久！》
…緑谷、なんかやらかす気がする
マイク《緑谷VS轟！今スタート！》
始まった瞬間緑谷の攻撃と轟の防御により爆風が襲う
緑谷の指は変色していて折れてる可能性がある
ライ(緑谷君何やってるの？轟君のキャパ狙い？)
だろうな…だが…無謀…
緑谷「僕はまだ君に、傷一つ付けられちゃいないぞ！全力でかかってこい！」
轟を助けようとしているのか…
人の心情に土足で入り込もうとする奴は…苦手だ…
緑谷にはそんなつもりないだろう
…ないからこそ…真っ直ぐとしたその言葉が…苦しい
ライ(…緑谷君のことが…)
緑谷に…
ライ(羨ましい…)
嫉妬する…
私は…緑谷の目にどう写っているのだろう
緑谷「君の！力じゃないか！！」
そうだよ
結局は…ライの個性も…私の…流速霊華の…力だ…
轟「俺だって…ヒーローに！」
エンデヴァーの激励…やっぱり…轟、愛されてるな…
ミッド「緑谷くん場外…轟くん3回戦進出！」
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作者名：おにぎりせんべい | 作成日時：2023年11月23日 0時
