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1話 ページ1
敦side
太宰さんがまた入水して、僕は迎えに行った。
その時、橋に座っている子が見えた。
その子に近づく。
歳は見た目からして13〜16くらい。
服装は沢山フリルが付いている白とピンクのワンピースで頭には大きなリボンが付いて、傘をさしている。傘には勿論、フリルが付いている。そして気味の悪い人形も持っている。
世で云うロリータだった。
って何、ジロジロ見てんだ僕は。
危ないので、声を掛けようとすると
『妹...居る？』
「へ！？いや、居ませんけど...」
『...そう』
「あ、あの危ないので降りたら...」
『良いの』
「でも、」
僕が必死になって云っても彼女は動こうとしない。
如何したら良いのか判らず、悩んでいると見覚えのある足が見えた。
僕は太宰さんの方に向かう。
太宰さんに話して、あの子を助けて貰おう。
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作者名：絨毯 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年12月27日 11時
