【文スト】認められたい。ただそれだけの事

４７話 ページ48

貴方side

外に出たら涼しい風がふいていた

『いい風だねー』

樋「そうですねー」

フフッなんか年寄りのお婆さんが云いそうな言葉だな。

でも私はまだ若いからね

今１７か......人生長いな、死ぬ迄には認められるかな？

早く認めてほしい。だってマフィアはいつ死んでも可笑しくないから

『...如何して認められないんだろう...
如何して..』

私は独り言で云ったが、一葉に聞こえたからか、

「どうしました？認められたいって...」

と、聞かれた

『えと、私に元上司がいてね...その人は私の事を認めてくれないの...。』

「そ、そうなんですか...」

『やっぱり私はまだ子供で、異能力もダサいからかな...？

でもさ、異能力は昔の頃より、使えて範囲も広くなったのになんで認められないの？

...あ、もうこの話は止めだ。折角外にいるのに』

「そうですね。」

今はどうしてるんだろう太宰さんは...

『風は涼しくて良いけど、空はどう？』

急に天気が知りたくなった...。

「雲一つ無い、青空です。」

『へぇー









______雲一つ無い、か...綺麗なんだろうなぁ』

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