可愛い天使が鬼滅の世界にトリップして来た！？ (ページ5)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:11,238 hit

第4話by栗夢ページ5

紅葉side

念能力……？

彼らは何者なんだろうか？

にしても、クラピカという方から、鬼の匂いが……？

ゴン「あ、クラピカおはよ……って、え？」

クラピカは鬼化していた。

紅葉「ゴン！離れろ！」

1番近くにいたゴンが狙われたようだ。

ゴン「……え……」

やばい……！

間に合わな……！？

クラピカを止めたのは

義勇「沖矢、何故頸を斬らなかった」

鬼殺隊の水柱、冨岡義勇だった。

紅葉「待って！その人は……！」

義勇「人を食っていない、か」

それもあるけど、

紅葉「キルア、クラピカもその、念能力者ってやつなんだよね？」

キルア「え、あ、あぁ」

紅葉「その人は普通の人間とは違う！何かよく分からないが特殊な力を持っている！だから、もしかしたら何か、前例のないような事が……」

義勇「……沖矢の言いたい事はわかった。が、今この状況をどう打開するつもりだ」

そこまで考えていなかった……！

リユ「す、睡眠薬」

リユが呟いた。

リユ「強力な睡眠薬なら……クラピカをどうにか……！」

なるほど。

さっきの、リユの不思議な力なら確かにできるかもしれない……

リユは先程渡した水に向かって何かを念じた。

念じるだけで水の中身が変わる……？

不思議な力だな。

そして、その水を思いっきりクラピカにぶっかけた。

キルア「睡眠薬ってかけるもんじゃねぇだろ！」

リユ「あ、ヤバイ間違えた！」

ゴン「リユ……」

義勇「……！？」

睡眠薬をぶっかけられたクラピカは、すぐに眠ってしまった。

紅葉「とりあえず……今はこれで大丈夫そうだな」

義勇「今の力は……あの少年は鬼ではないのか……？」

ん？

少年？

紅葉「リユは鬼じゃないと思うし……多分女だと」

義勇「……！？そうなのか、すまない」

リユ「ぁ……いえいえ、よく言われるので……」