可愛い天使が鬼滅の世界にトリップして来た！？

第18話by栗夢 ページ19

リユside


その場の成り行きで鬼殺隊に入るって言っちゃったけど……

呼吸の会得には、誰かから教えてもらうのが必須。

つまりは(殆ど)知らない人と関わらないといけない。

……む、無理だぁ……


しのぶ「とりあえず、皆さんには柱に稽古をつけてもらいましょうか」

紅葉「多分、その方が上達早いもんね」

柱……このゴツい人達かな……

さっき僕が酷いこと言っちゃった人も柱……

その人だけはちょっと嫌だなぁ……


しのぶ「私はカナヲがいるので、お手伝いできませんが……申し訳ありません」

宇髄「ならこのリユとかいう地味なやつは俺が派手に鍛えてやるぜ！」

……神様、無慈悲すぎやしません？

話の文脈も支離滅裂だし……


その後、ゴンは煉獄さんという、明らかな熱血系の人の所へ。

キルアは、“雷の呼吸”と自分の念能力が合うから、という理由で育手の桑島さんの所へ向かう事になった。



宇髄「俺は宇髄天元、派手を司る祭りの神だ！」

この人……宇髄さんの屋敷に向かう途中、自己紹介をされた。

祭りの神？

え、厨二病？

宇髄「お前は今から俺を崇めろ！崇め讃えろ！」

……ゑ。

なんか……初めて会うタイプの人だなぁ……

宇髄「……そうだ、俺、お前の事名前しか知らねぇんだったわ」

あ、詳しい自己紹介してないもんね。

ってか、名前すら言った記憶ないんだけど。

リユ「ぼ、僕は……リユ。15歳。……以上」

宇髄「そんだけかよ！」

他に言う事、あるかな？

うーん……

あ。

リユ「い、一応、こんなだけど……れっきとした、プロの、ハンター」

宇髄「……はんたー？」

ハンター知らない？

マジか、そんな人いるんだ……

宇髄「……とりあえず、それは派手でいいな！」

……本当に、なんなんだこの人。

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