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目の前で高地さんが青年に手錠をかけるのを見て、お化けなんかよりも貴重なものが見れて得した気分になってしまった
高地「妃河岸さん、いくらこのバカの付き添いだからって無断で学校に入っちゃダメですからね」
「はい、すみませんでした」
田中「お前だって母校に入るの楽しいって言ってたじゃねえか」
高地「余計なことは言わんでいい」
「お二人ともここの卒業生なんですね」
田中「北斗もだけどな」
「えー！それでずっと地元のために働いてるんだから愛ですね」
高地「そうかもしれませんね、…あ、署のパトカーだ…じゃあ俺は彼と署に戻るからこれで」
「はい！」
田中「おう」
校門前で応援のパトカーを待っていた私たち、高地さんと青年がそれに乗り込んで警察署方面に姿を消して、私たちは帰路に着く。
田中「…その、なんか一人にしてごめんな」
「あ、はい」
田中「お前心臓に毛生えてるだろ、怖くなかったのかよ」
「怖いには怖かったですけど、田中さん来てくれるだろうなって思って」
田中「北斗に話したらまた俺怒られちゃうよ」
「名前呼ぶくらい心配でした？」
田中「そりゃするだろ」
「ふーん…」
お化け探しのほほ肝試しは、見知らぬ男に捕まって実質肝が冷えたことに違いはないはずだった。
田中「なに？これからも名前で呼んでやろうか？」
「どうぞご勝手に」
田中「ちょっとは可愛い反応しろよ」
「だってお化けだって、今ここからわーって飛び出して驚かすからなーなんて言ってもなんにも怖くないですもん」
田中「なんの話だよ」
「なんでもないです」
結果、肝なんて冷えていない。
彼の心配そうに私の名前を呼んだ顔、あんなもの見てしまったら胸が暖かくて仕方がなかったのだ。
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ぴび(プロフ) - ちゃんとしりとりになってるの面白すぎるw！更新頑張ってください^^ (6月5日 21時) (
レス) @page47 id: 1bc63c0c6d (このIDを非表示/違反報告)
パラド(プロフ) - とてもどタイプな小説見つけちゃいました♪探偵×田中樹最高すぎます🥹🫶陰ながら応援してます😊 (6月2日 16時) (レス) @page40 id: 9f4f512c52 (このIDを非表示/違反報告)
鬱金香(プロフ) - annaさん» ありがとうございます！ソース派かタルタル派か小競り合いさせたいがためすっかり忘れてました🥺ご指摘ありがとうございます🙇♀️ (5月16日 21時) (レス) id: 3cbde8debb (このIDを非表示/違反報告)
anna - すいません、最後のこれからがこれさらになってました。何度もすいません (5月16日 18時) (レス) id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
anna - このお話大好きです！めっちゃ面白いです。これからも応援してます！！あと、一つ訂正というかあれなんですけど、松村さん甲殻類アレルギーなのでエビ食べれないかと、、いきなりすいません！これさらも応援してます！ (5月16日 18時) (レス) id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
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