━━━ ページ28
幹部専用 訓練所
幹部や兵士が見守る中
＿＿＿＿自分達だけの世界で、ナイフを振っている者がいた。
ナイフを振っては、相手は避けて。
一気に両者とも攻めたと思ったら、両者とも空間を舞うように一回転して離れる。
まるでアクロバティックショーを見せられているかのように、単調な闘いをしていた。
兵士は思う。
いつまでこんな事をするのかと。
だが幹部は知っている。
これは「観察」にすぎないと。
それと同時に、昔の事を思い出していた。
＿
＿＿
＿＿＿＿
貴方 side
どれくらい続いているだろうか
それ程長く、「観察」をしていた。
どちらかが仕掛けないと、闘いは終わらない事は分かっている。
だが、相手はゾムだ。
味方最大の脅威とも呼ばれている彼は、全く息を切らしていない。
今、私が仕掛けてもきっと、ナイフを当てることは出来ないだろう。
そして、彼が仕掛けてこようものなら、私は避ける事しか出来ないだろうに。
何故、彼は仕掛けてこないのか。
そう疑問に思うほど私には隙がある。
もちろん「わざと」なんだが。
『.....ゾムさん。』
「なんや...」
小さいナイフとナイフを重なり合わせギチギチと音を出している中、至近距離で声をかける。
『手加減はもううんざりです。本気で来てください。』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『手加減せんといて！本気でしようやゾム兄！』
「じゃあ、「観察」はもうおしまいな？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「！......ひひっw...そうやな...「観察」はもうおしまいにしようか。」
＿＿gr side
先程まで、ずっとしていた単調な動きから、一気に攻めたり守ったり、飛んだりしゃがんだり。
動きが激しくなった事が見て取れる。
「やっとか...」
誰かがそう言った。
幹部、皆がそう思っただろう。
幹部達は食い入る様に、手合わせを見入った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
はい。作者です。
次の話で本格的に戦闘シーンを書こうかと。
迫力ある戦闘シーンを書くことに目標を決め、試行錯誤していこうと思います。
しばらく更新できず申し訳ないです。
【w.r.w.r.d.!】お嬢様は恋を知る【t.n】
【w.r.w.r.d.!】ちっぽけな神様
この2作品ものろのろと更新していますので、良ければご覧下さい。
ではまた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 414人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あめんぼ(プロフ) - あうあさん» ありがとうございます〜！！嬉しいです(´∀｀=)更新頑張りますね!!!! (2020年3月30日 21時) (
レス) id: 22897bf3ec (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - めっちゃおもろいです！これからも更新頑張ってください！ (2020年3月21日 19時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
あめんぼ(プロフ) - ひよ子さん» コメントありがとうございます〜！！更新頑張りますね…！！(´∀｀*) (2020年3月21日 16時) (レス) id: 22897bf3ec (このIDを非表示/違反報告)
ひよ子 - この小説めっちゃ面白いです！これからも更新頑張ってください(*´∀｀*) (2020年3月17日 21時) (レス) id: ad4aa31054 (このIDを非表示/違反報告)
あめんぼ(プロフ) - ココラさん» コメントありがとうございます！期待に応えれるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします…！！ (2019年8月14日 18時) (レス) id: 22897bf3ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あめんぼ | 作成日時：2019年1月9日 2時
