【テニプリ】想い知らずな君

7.全力 ページ8

第７話



「なあなあ白石！このねーちゃん誰？」



「マネージャーやってくれることになった子やで！」



「オイ」



「ワイ、遠山金太郎いいますねん！よろしゅう！」



「鈴木Aです。よろしくね金ちゃん」



「よろしゅうよろしゅう！」






笑顔が可愛い子だなぁ。癒される！





「練習試合始めるでー！」





皆が白石くんの指示通りに活動を始める

かっこいいなあ…白石くん



「そうだ球拾い頼まれてたんだった」



テニスボール触るの久しぶりだな

ボールを打った音が大好き

パコーンって軽い音







バコーーーーーーーーン









そうそう。この音……



｢え？バコーン？｣




見るとどうやらと金ちゃんが打ったらしい

ボールは四階建ての校舎の屋上に落ちた




｢すごっ…！｣



｢こら金ちゃん！どこ打ってんねん！｣



｢白石堪忍してぇな！｣



｢ボール取ってくるね｣



｢ええて。金ちゃんにやらせるわ｣



｢私がやるよ。練習の方が大事だからね｣



｢おおきに！｣



｢鈴木さん、ごめんな｣



｢任せて！足の速さには自信ある！｣



「なんやて!?A！
浪速のスピードスター☆俺と勝負しようや！」



「お前は黙っとれ!!」




バシッ




「痛ッ!!」









謙也…ご愁傷様

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