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38-2 ページ45
アダム「絶対にお前には従わない!!」
するとまた紫の光が目に溜まりだす｡
遙「これはヤバイやつだ｡」
私達はジリジリと後ろに下がる｡
アダム「出てきたばかりのお前なんかに従うわけがない!!」
アダムは興奮しているのかギャンギャン騒ぎ立てる｡
「･･･｡」
アダム「っ!!五月蝿いっ!!」
イブ「･･･!!」
アダムはとても動揺している｡
イブも同じように顔を歪めている｡
アダム「うちは出来損ないじゃない･･･!!」
その悲痛な叫びを聞いた直後光線は発射された｡
恐らくクロロホルムは自分の意思に従わないものを消そうと企んでいる｡
でも体が動かない｡
仲間割れしてくれるならこちらとしてもやりやすいと心のどこかで思っていたからだ｡
そして爆発音と共にアダムの立っていた場所に砂埃が舞った｡
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作者名：さすらいの作者 | 作成日時：2018年7月21日 17時
