~ Fllo in Love ~ (ページ4)

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二日酔い　- nishihata × onishi - ページ4

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onishi side

大「んん…っ、りゅぅせぇ、？」

「大ちゃんおはよ。お水飲み？冷たいから。」

うちの大ちゃんはお仕事の付き合いのため、よく飲み会に参加する。

お酒が強い訳でもないのに無理するから、土曜日の朝はいつもこう。

大「あたまぁ…がんがんするぅ、。」

「がんがんするなぁ。無理せんでええのに。」

大「やって、小林じじいがぁ…！」

極々普通のサラリーマンやから、こういった先輩の口を聞くのも俺の役目。

二日酔いの大ちゃんはいつもよりふわふわしてて可愛らしい。

いつもよしよしされる側の俺からしたらこの時間はとくべつだった。

大「流星のよしよし眠くなる…笑」

「寝ていいよ？」

そんなあまあまな時、大ちゃんのスマホが音をならした。

大「はっすんからや…。ちょっと出てくるな？」

そのとき、俺は何がしたかったのか。大ちゃんの腕を掴んでいた。

「大ちゃん、？
　いまは俺との時間じゃないの、？」

言っちゃった。顔に熱が集中して大ちゃんと目をあわせられない。

大「ふふっ…流星かわい、笑」

「ぁあ…！大事な用事かもしれんから電話出てき、！？」

大「大丈夫！いま無理って送ったら、暇電やって、笑
　いまは流星との時間やからなぁ！」

大「いっぱいイチャイチャしよ？」

やっぱり二日酔いでも大ちゃんには叶わない。