優等生と劣等生。【プロセカ】 (ページ45)

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43話　一緒だからページ45

『会計作業、早めに終われて良かったー』

まふゆ「この調子だと今週中にまとめられそうだね」

私たちは今、生徒会の仕事が終わり帰宅しているところ

最近は日が沈むのが早くなり、マフラーをつけようか迷うほど寒い日が続いている

『だいぶ生徒会の仕事も慣れてきたよね』

まふゆ「そうだね、大変なことも多いけどこれもいい経験になってると思う」

『だね、…うぅ、それにしても寒い…
…まふゆ、今から時間ある？今から駅前のお店行こう！』

まふゆ「夕飯まで少し時間あるし、いいよ」

『やった〜、それじゃ行こ――』

？「――あ、Aとまふゆ！」

突然名前を呼ばれ、驚きつつも振り返るとそこには瑞希、絵名、奏がいた

瑞希「やっほー、二人は今帰り？」

『うん、ちょうど今帰ってるところ
それにしても三人揃ってどうしたの？』

瑞希「今日は絵名に買い物付き合ってもらったんだ
それにボクとの買い物が楽しみすぎて、学校サボったんだよね♪」

絵名「今日はたまたま学校に行くのが面倒だっただけってさっきも言ったでしょ」

また絵名をからかってるなー、と思いつつそうなると奏が隣にいるのが疑問になった

そんなことを考えていると、先にまふゆが聞いていた

まふゆ「それならどうして奏も一緒にいるの？」

奏「私はお父さんのお見舞いの帰りに偶然二人と会って、三人でお茶しようってことになったんだ」

『なるほど、そういうことだったんだ
それなら全員で行こうよ！』

絵名「いいじゃん、賛成」

他の三人もOKしてくれた、次こそ出発しよう…と思ったとき瑞希があっ！と大きな声を上げた

瑞希「そうだ忘れてた…！ねえみんな今からフェニラン行かない？」

『ふぇにらん…？…もしかしてフェニックスワンダーランドのこと？』

瑞希「そうそう実は今日の夜、そこで友人たちのステージがあるんだ
時間があるなら見に来てってチケット貰ってたのすっかり忘れてたよ…」

奏「そうだったんだ…ちなみに今から行っても間に合う？」

瑞希「18時開演だから、まだ余裕あるよ」

絵名「それならみんなで行かない？」

『私も行ってみたい！フェニラン初めてだし』

瑞希「奏とまふゆはどう…？」

奏「私は大丈夫だよ」

まふゆ「…。」

『たしかまふゆは夕飯までには帰らないといけないんだよね…』