優等生と劣等生。【プロセカ】 (ページ43)

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41話　ほんの少しの前進ページ43

Amia「でもまふゆが生徒会長を引き受けるなんて驚いたよ！」

『それ思った、なんで引き受ける気になったの？』

雪「私も最初は断ろうと思ってた、けど…
今の生徒会長の話を聞いて学校の力になれるなら、役に立てるなら挑戦してみたいって思ったの」

K「そうだったんだ…」

そっか、まふゆなりにあのとき色々考えてこの答えを出したんだ

それなら応援することが私の役目、だよね

『まふゆがそう決めたなら良いと思う、応援するよ！』

雪「うん、ありがとう」

K「Яも副会長を推薦されたんだよね」

『あ…うん、嬉しかったけど、正直自信が無いんだ』

えななん「そうなの？私はЯなら大丈夫だと思うよ」

Amia「ボクもそう思う、…何か理由があるの？」

『…実は中学のときに生徒会で役員をしてたんだけど、一度大きなミスをしちゃって…そのことをずっと引きずってるんだ』

その当時色んな人から、気にしないで、大したことないから落ち込まないで、と言われたが自分自身に納得ができなくて昔は特に考え込んでいた時期があった

今はもう前のことだと割り切ってたが、いざ自分が生徒会に入るとなると…先のことを考えるとかなり心配

えななん「…私さっき、大丈夫って言ったけど本当にそうだと思ってるよ」

『？』

えななん「Яってニーゴで色々私たちのサポートをしてくれてるでしょ
自分の仕事をすることもあると思うけど、副会長って生徒会のサポート役みたいなところもあるし向いてるんじゃない？」

『そう、かな…？』

K「うん、実際に助かってることたくさんあるよ」

Amia「それにЯが副会長になってくれた方が、雪も喜ぶんじゃない？」

なんだか瑞希が悪い笑みで言ってるような気が…

雪「私もЯなら上手くこなせると思う」

えななん「ほら雪もそう言ってるんだし、Яも挑戦してみたら？」

確かにそうだよね、失敗するのは怖いけど…

『私、副会長として頑張ってみる！』

何か迷惑をかけるかもしれない、それでも自分のできる全力を尽くして支えてあげられる存在になりたい

K「Яの後押しができて良かった」

雪「まずは明日の朝、生徒会室に行かないとだね」

Amia「いやぁ、これで二人も生徒会の一員かー」

『Amia、気が早すぎ…』

やっぱり私、ニーゴと出会えて本当に良かったな