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3話 まずは知ろう ページ4

学校が終わった後、色々考えた


朝比奈さんとは昨日会ったばかり、それに会話もまともにしてない


でもどうしても話したい、何故かそう思う


だから話すきっかけが欲しい


そのためにはどうするべきか


こちらから一方的だと相手が不信に思うよね


なら、学校に関すること…そうだ、校内を案内してもらおう!


というわけで…


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


『どうかな?私、まだここに来たばかりで…
朝日奈さん優しいし頼みたいって思ったんだ、だからお願いします…!』



朝比奈さんは少し考えている様子だった



まふゆ「うん、私で良ければ」



良かったー


話せる機会ができたことが素直に嬉しかった




『ありがとう!えっと、いつにしようか?』


まふゆ「それなら今日の昼休みはどう?
早く知る方が移動教室の時とか迷わずに済むと思うし」


『そっか、ならそうしようかな
あ、それじゃあ一緒にお弁当食べない?』


まふゆ「…うん!」



−−−−−−−−−−−−−−−−


今日の昼休みは今までの中で一番楽しかったかもしれない


体育館・各教室、たくさん案内してもらった、しかも丁寧に分かりやすく


朝比奈さんは弓道部に入っているらしく、なんと予備校にも通っているとのこと


初めて話すとは思えないほど朝比奈さんは楽しそうに喋っていた…と思う


でも話しててストレスは感じなく、やっぱり悪くない


気が付いた時にはチャイムが鳴っていた




『ここの学校思ってたより広かったー、覚えるの大変そう
今日は案内してくれてありがとう!』


まふゆ「ううん、気にしないで
私にできる事があったらなんでも手伝うから」



できる事、朝比奈さんに…




『あの、朝比奈さん……休日私と一緒にお出かけしない?』


まふゆ「え?」


『突然なのは分かってる、でも私、朝比奈さんとどこかお出かけしたいなーって…』


まふゆ「……。」




あー、口が勝手に動いた、一方的はダメだって自分で言ったのに…!


さすがに断られるかな…と思ったとき




まふゆ「いいよ」


『え?』


まふゆ「予備校が終わってからになるけど、いいかな?」


『…!うん、良い、全然いいよ、やった!
日時とかは後日でもいいかな?』


まふゆ「分かった、ふふ楽しみだな」

4話 ナイトコードで。→←2話 謎の違和感



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みずな(プロフ) - 面白かったです!連載終わっちゃったの寂しいな… (2022年3月24日 20時) (レス) @page9 id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らねい | 作成日時:2022年2月28日 18時

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